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円頓寺にフレンチベースの料理と酒が楽しめる店-長屋を改装、アトリエも

店内のテーブル席。ガラス戸などもともとの素材を生かした造り

店内のテーブル席。ガラス戸などもともとの素材を生かした造り

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 円頓寺の長屋を改装した店舗に「foods & bar ホンボウ」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-414-6886)と「あとりえホンボウ」がオープンして1カ月以上が過ぎた。オープン日は6月22日。

長屋の雰囲気を生かした店舗

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 真宗高田派専修寺名古屋別院の回りにあった長屋の一つを店舗に改装した同店。カジュアルフレンチをベースにした料理と自然派ワインなどのアルコールメニューが気軽に楽しめる「foods & bar ホンボウ」(1階)代表の市原さんと、絵画・造形教室などを開く「あとりえホンボウ」(2階)代表の早川さんは高校の同級生。もともと円頓寺になじみがあるという早川さんが以前から借りていた長屋を、建築家でもある市原さんの手により店舗に改装した。店舗面積は、1階=50平方メートル、2階=29平方メートル。

 別の場所でバーを運営していた市原さん。「お酒だけでなく、料理も提供したいという思いが高まり出店場所を探していた。大好きな円頓寺に出したいと思っていた」。ワインレストランで働いていたシェフが手掛ける料理と、酸化防止剤不使用の自然派ワインをはじめとしたアルコールメニューを提供する。「お酒も料理も主役で、どちらも邪魔しない。ワインは時間、日によって変化していく味を楽しんでほしい」(市原さん)。

 「トリッパのソテーと白インゲンのサラダ」(800円)、「自家製タコのスモーク」(600円)、「自家製ポテトサラダ」(400円)、「ハンバーグステーキ」(1.000円)などのグランドメニューのほか、魚料理、肉料理、パスタ、スープなど日替わりメニューも。自然派ワイン(グラス=700円前後)、グラスワイン=500円など。

 もともとある梁(はり)や柱、ガラス戸を利用した店内には、カウンター10席、テーブル5卓10席を設けた。夜は店内の明かりが通りに落ち、雰囲気があるという。地域の歴史的、文化的な景観を特徴付けている造りとして名古屋市の認定地域建造物資産に認定された。店内は写真などの展示やライブなどのイベントにも利用できる。「昼の営業や2階は座敷席としても使っていきたい」。営業時間は18時~翌1時ごろ。水曜定休。

 もともと別の場所でも絵画教室を開いていた早川さん。「この長屋で何かやりたいな」と思い立ち市原さんに声を掛けた。絵画・造形教室(月1回=1,500円~、月4回=6,000円~)、カラーセラピー(2,500円。予約制)のほか、ギャラリーとしても貸し出す(木曜~火曜の6日間で2万8,000円。1日のみ貸し出しも可)。問い合わせは早川さん(TEL 080-6916-5799)まで。

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