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名駅の街に学生がデザインしたイルミネーション-産学連携で街活性化

野崎真央さんのデザインした雪の結晶をモチーフにした青色のイルミネーション

野崎真央さんのデザインした雪の結晶をモチーフにした青色のイルミネーション

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 名駅の笹島交差点から東に伸びる広小路通のイルミネーションの一角に11月1日、名古屋モード学園の学生がデザインしたイルミネーションが登場した。

柳橋交差点のイルミネーションのオブジェ

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 同企画は名古屋モード学園、HAL名古屋と広小路名駅商店街振興組合が産学連携したもの。6月に始まり、名古屋モード学園インテリア学科3年生とHAL名古屋CG学科1年生、3年生が参加したコンテストで、最優秀賞のデザインを採用、施工した。広小路通のイルミネーションは新栄まで続くが、今回は柳橋交差点まで点灯。

 笹島交差点から柳橋交差点までをつなぐイルミネーションを対象とした街路灯部門では名古屋モード学園インテリア学科の野崎真央さんのデザインをイルミネーションを一部に採用。柳橋交差点の噴水(現在休止中)のオブジェの噴水部門では、同校の各務工果(かかむよしか)さんのデザインが形になった。

 青色のLEDを使ったイルミネーションを前に野崎さんは「実現可能なデザインで、雪の結晶をモチーフにしたイルミネーション。自分のデザインが実際に光っているところを見ることができてうれしい」。青色とアンバーのLEDで大きな鳥と波を表現した各務さんは「幸せの波が押し寄せ、鳥が人々の幸せを呼び込むようなイメージをした。受賞することが初めてで、実物になったオブジェを見て感動した」。

 当日は、学生や振興組合らが参加し点灯式を行い、点灯されると歓声が上がった。「学生たちと街を盛り上げるきっかけにしたい」と同組合副理事長の中西さん。「名古屋の街が明るく、活気づけばうれしい。学生たちにとっては社会に出る前に体験できるいい経験になる」と名古屋モード学園の柴田さん。

 点灯は来年1月8日まで。

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