ナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3、TEL 052-521-2121)は現在、愛知県美術館と共同開発したレトルト商品「黄金の騎士カレー」を販売している。販売は昨年12月21日から。
同企画は、同美術館で開催中の企画展「生誕150周年記念『クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』」を記念したもの。牛肉、タマネギ、リンゴ、香辛料などで、「ホテルシェフが培ってきた伝統と品格が漂う、ふくよかで香り高い味わい」(同ホテル担当者)。パッケージデザインは、同美術館所蔵のグスタフ・クリムトの作品「人生は戦いなり(黄金の騎士)」をモチーフにした。
昨年からホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」の客室をギャラリーにするアートフェア「ART NAGOYA」を始めた同社。「ナゴヤキャッスル=ART」のイメージをより確立させる目的と、「日本の家庭で最も愛される」食品であるカレーを通じて、同美術館と所蔵する作品「人生は戦いなり(黄金の騎士)」に親しんでほしいという、2者の思いから企画・製造した。価格は500円(1人前200グラム)。
そのほか、同美術館「クリムト 黄金の騎士をめぐる物語」展観覧券と同商品を進呈する宿泊プランも販売。名古屋観光ルートバス「メーグル」のチケットと朝食が付く。価格は、エコノミーシングル(街側)=1万4,000円(1室1人)、スタンダードツイン(城側)=2万3,000円(1室2人)。
販売は2月11日まで。