愛知県が「武将観光」PRのため2011年に結成した「あいち戦国姫隊」の6人のメンバーのうち、於大(おだい)、市(いち)、吉乃(きつの)の卒業が決まり、現在新メンバーを募集している。
同隊は「会いに行ける姫」をコンセプトに、信長の妹=市、信長の側室=吉乃、秀吉の妻=おね、家康の生母=於大、信長の姪=江(ごう)、前田利家の妻=まつの6人で構成。犬山城や岡崎城、名古屋城などで演舞を披露するなどして活動している。
選考では履歴書のほか、「あなたが思う愛知県の魅力、歴史の魅力」「いま愛知県に必要なもの」「姫になったらやりたいこと」を記した小論文で審査を行う。書類選考の後、面談や得意技を披露するオーディションを行うという。
同隊をプロデュースする日本舞踊西川流師範の西川千雅さんは「愛知県は豊かな歴史があり、文化を育んだ土地であり、優秀な人材と、新しいモノを生み出した街。県名に『愛』という文字が入る通り、愛を内包する女性的な県」といい、「この愛知の素晴らしさ、すてきさ、美しさ、カッコよさを体現するのが、新たにリニューアルする『あいち戦国姫隊』」と紹介する。新メンバーについては、「とにかく愛知県を元気ですてきなところにするため、地元愛がただならぬ方にメンバーになってもらうことを期待したい」と話す。
応募方法などはホームページで確認できる。募集は4月11日まで。