愛知県で8店舗を展開するネイルサロン「CAPLUS NAIL」(春日井市)のスタッフが、ルノワールの絵画をイメージしてデザインしたネイルのコンテストが現在、フェイスブックで行われている。受賞デザインは同社が運営する「キャプラスネイル ヴィセライン」(名古屋市中村区名駅3)など全店で販売する。
デザインのテーマとなっているのは、4月26日から愛知県美術館(東区東桜1)で開催される「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」で日本初公開となるルノワール「ジャンヌ・サマリーの肖像」。公式フェイスブックページで4月10日、全34点のネイルデザインが発表され、フェイスブックユーザーによる1次審査が始まった。同展では、「若い人など、より多くの人に展覧会を知ってもらいたい」(同展の担当者)と、さまざまなコラボ企画を考案。服飾系専門学校や生花店とコラボしたコンテストを開催してきた。
ネイルをデザインした「CAPLUS NAIL」のスタッフたちは、絵画の色遣いやタッチからイメージを膨らませたほか、ジャンヌがどんな女性だったのかを想像しデザインを完成させていったという。「テーマは同じなのに、カラーリングやデザインがそれぞれによって違う。女性ならきっと見ていてわくわくするはず」と担当者。
販売するネイルデザインは、最終審査でグランプリ・準グランプリを受賞した作品。1次審査は、フェイスブックページに「いいね!」を押すことで投票できる。投票は4月17日正午まで行い、最終審査へと進む10点を決定。1次審査の結果は投票最終日に、最終審査の結果は4月下旬に発表を予定する。