東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1)6階・キッチンコーナーで現在、缶詰を特集した「プチ贅沢(ぜいたく)おつまみ 缶詰万博」が展開されている。
ここ最近、「缶詰バー」を含めメディアで特集が組まれるなど人気を高めている缶詰。同店では昨年11月に約60種類を集めた缶詰特集を実施した。今回、売り場の特設コーナーには約150種類の国内外の缶詰を並べる。「最近では、『缶詰が欲しい』と来店するお客さまも増えた。まとめ買いしていく方も多い」とキッチン担当の村瀬さん。「保存食という存在だった缶詰が今はおいしい食べ物として認識されるようになった。物珍しいものも多く好評」とも。
コーナーには売れ筋の缶詰5位までをランキングで紹介。ダントツ人気は京都の老舗卵焼き店監修の「だし巻き」(4切れ、550円)。1日100個売れたこともあるという。「温めて少ししょうゆをつけて食べるのがおすすめ」。2位は、「前回に引き続き安定した人気」という「缶つま 厚切りベーコン」(399円)、3位はカキの薫製「缶つま かき」(525円)で、「『K&K 缶つま(国分)』シリーズは、味付けされ、そのまま食べられる手軽さとオシャレな見た目で人気」とも。
そのほか、高級食材の缶詰「缶つま極」シリーズの「あわび水煮」(1万500円)、「松阪牛大和煮」(5,250円)、1年間で3000個限定生産のオマールエビが丸ごと1匹入った「オマールロブスター」(3,570円)、フランス産エスカルゴの身が入った缶詰とエスカルゴの殻(18個)をセットにした「エスカルゴ」(1,680円)など高級ラインの缶詰も多数。老舗缶詰メーカー「由比缶詰所」(静岡市)の「特選まぐろ油漬け」(ファンシー=210円、フレーク=200円)は、少なくとも半年寝かせて初めて商品として仕上げるというこだわりの品。老舗和菓子店「つくは祢屋」(昭和区)のわらび餅の缶詰「そぶくめ」(きなこ付き、1,470円)は保存期間は30日と、缶詰からすると短めだ。
炊き込みご飯を作るための缶詰「入れ炊く」シリーズは、具やだしが入った缶詰と米入れ、炊飯器で炊くだけ。売れ筋の「国産さんま合わせだし仕立て」をはじめ、「いかごはん」「くり」「霧島黒豚角煮ごはん」など9種類を用意。価格は367円~。
営業時間は10時~20時。6月12日まで。