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名鉄百貨店にスターバックス新店-名駅エリア最大規模で初の路面店

サブブランド「スターバックス リザーブ」のコーナーも設置

サブブランド「スターバックス リザーブ」のコーナーも設置

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 名駅地区で初めての路面店となる「スターバックス」が3月28日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館1階にオープンした。場所はエルメスの跡地で、名駅通りに面し、名鉄百貨店本店からも入店できる造り。

大きなテーブルの脚は「電車の車輪」をモチーフに

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 今年の12月1日で60周年を迎える名鉄百貨店本店。スターバックスの出店について広報の諸岡さんは「60年というと還暦。生まれ変わりの意味も持つことから、原点に戻り、当店があるべき方向性を考えた」という。「1つは駅に近い立地で利便性が高い当店が、この場所に何を求められているかという点において、待ち合わせや少し落ち着ける場所として提供できる。2つ目は、百貨店として満足いただける高い価値の商品を提供できるということ。そうした背景と、スターバックスコーヒーさんが名駅地区で新たな店舗展開を検討されていたことから今回の出店に至った」。4月からは60周年を記念した企画が始まるほか、9月には「ZARA HOME」の出店が控えるなど新展開が続く。

 店舗面積は53坪で、席数は61席。名駅地区最大の規模と座席数だという。駅近で百貨店内という立地で、ビジネス、家族連れ、買い物の合間などさまざまなシーンが想定される。店内には、「名鉄(名古屋鉄道)」であることから電車の車輪を模した脚を付けた大きなテーブルや鉄橋をモチーフにした飾りのほか、スターバックス 発祥のシアトル1号店と名鉄百貨店開業時の写真を設置している。

 定番メニューはフルラインアップで、サブブランド「スターバックス リザーブ」のコーナーも設置。「スターバックスのコーヒーバイヤーが世界中の農園を訪れる中で個性豊かで質が高く、限られた時期だけに、非常に少量しか手に入らないコーヒーに出会うことがある。このようなすばらしいコーヒーをお楽しみいただくために提供するこだわりのブランド」と、スターバックス コーヒー ジャパン広報の田中さん。季節や仕入れにより異なる豆(常時3~4種類)を選び、オーダーごとに豆をひく。また、全国で21店舗、愛知県で2店舗しか取り扱っていないコーヒー抽出マシン「クローバー」も設置。「どの豆もストーリーのあるもの。バリスタとの会話やコーヒーを入れる過程を見るなど体験を楽しんでほしい」

 営業時間は7時30分~22時30分。

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