東急ハンズ名古屋店（名古屋市中村区名駅）6階・キッチンコーナーで現在、缶詰を特集した「にっぽん缶詰紀行」を開催している。

「カレーに合う」米の缶詰

　缶詰バーの出店やメディアなどで取り上げられ、近年人気が定着してきた缶詰。同店でもこれまでに2回缶詰を特集した企画を開催してきた。「昨年は大変好調だったため、今年も第2弾を」と、同フロア担当の村瀬さん。昨年に比べ種類もコーナーの枠も広げた。

　今回は日本の缶詰を中心に集めた企画で、約200アイテムが店頭に並ぶ。北海道、東北、関東、中部、近畿、四国・中国、九州、沖縄に分けた日本全国のご当地缶詰コーナーを展開するほか、1位～5位までのランキングも紹介。

　「アザラシ大和煮」、「トド肉大和煮」（以上700円、税別）、「熊肉大和煮」（800円）などの「北海道独特」の肉の缶詰、薄くカットされた「たくあん」（380円）の缶詰は約3年保存可能。信州地方の珍味の缶詰「いなご甘露煮」（400円）、「蜂の子 花九曜煮（はなくように）」（1,150円）、名古屋の老舗和菓子店のわらび餅の缶詰「そぶくめ」（1,400円）など。

　沖縄のハンバーグとカレーの専門店「ばくばく亭」が製造する「和牛ハンバーグ」、「牛スジカレー」（以上1,000円）は、「販売しているところも少ないので貴重な品の一つ」。新潟のメーカーは、米の缶詰「こめかん」を製造。「カレーに合う」「おにぎりに合う」という特徴のある商品も展開する。

　ダントツ人気という「だし巻き」（524円）は、「ほかにない珍しさと、味の良さ。メディアでも多数取り上げられている」。「三陸沖どり いかすみ丸ごと」（451円）は、真っ黒なイカの姿煮込みが5～6匹入っていて、「インパクトが強く人気の一品」だいう。日本近海でとれたビンチョウマグロを使った「ゲイシャ まぐろ水煮」（417円）は、「世界で愛される日本のブランド缶」。そのほか、缶詰ブームの火付け役となった「K&K缶つまシリーズ」や、海外の缶詰も販売している。

　営業時間は10時～20時（6月27日～7月6日は、～20時30分）。7月6日まで。