JR名古屋駅の東海道新幹線ホームに12月18日、新ブランド「プレミアムキヨスク」が誕生する。運営は東海キヨスクで、場所は下りホーム11・12号車付近。
「ワンランク上」の商品を提供するというコンセプトで、既存の「キヨスク」をリニューアル。12月12日に開業する東京駅の店舗と合わせ2店舗のみの展開。店舗外観は濃いブルーを基調とし、ゴールドのラインを入れるなどして高級感を演出する。スタッフは、白いシャツに黒色のベストとサロン姿の同店のみの制服を着用。
「従来、東海道新幹線を利用されるお客さまに、いつもとは違う、より上質でワンランク上の商品を提供したいと考えていた」と同社担当者。「特に、東京駅、名古屋駅の東海道新幹線ホームは、一つのホームに複数の『同じ』キヨスクが営業している。グリーン車付近の店舗については、少し高級感を出した店舗があってもいいのでは?という考えから『プレミアムキヨスク』の店舗開発を考えついた」という。
店頭では、土産、ドリンク、アルコール、菓子、つまみなど、メーカー既存商品から高級ラインの商品をセレクトして販売。同社他店舗では扱いのない、「プレミアムキヨスク」のみで販売する商品は約6割を占める。
最高級の米粉と道明寺を使った「餅文」(熱田区)の「極上ういろ 3種」(2,592円)、愛知県三河産ウナギの「愛知うなぎ蒲焼 一尾」(3,240円)、クリームチーズやモッツァレラチーズを使った「なだ万」の米菓子「創作米菓」(各204円)、「素材本来のうま味を生かしたワンランク上のおつまみ」という、サキイカや焼きシシャモなどの「素材の響き」(各216円)、スペインのミネラルウオーター「ソラン・デ・カブラス」(500ミリリットル、151円)など。サントリーのシングルモルトウイスキー「白州」「山崎」(各180ミリリットル、1,026円)も販売。炭酸水、ロックアイスを併せて購入すれば、新幹線車内で冷えたハイボールを楽しめるようにした。
営業時間は6時10分~21時55分。