名古屋駅前に9月10日、鮮やかな花で彩られた「おもてなし花壇」が設置された。
9月12日からモリコロパークで開催される「第32回全国都市緑化あいちフェア」のPRを目的に実施した。モリゾー・キッコロがデザインされた看板も設置する。もともとツル状の植物で覆われていた花壇を数日前から整地し、色とりどりの花でデザインされた花壇に仕上げていった。
当日は、かいわいの企業などで構成される名古屋駅地区街づくり協議会の会員と、愛知県、名古屋市の行政関係者ら約60人が集まり、花植えの仕上げを行った。晴天が広がり気温の高い中、汗を流しながらワイシャツ姿で花の苗を丁寧に植えていた。
同協議会では5年前から、会員企業らを募り街中の花壇において花苗と水やりをサポートする企画「おもてなし花壇」を始めた。現在も続けている。
同協議会・事業企画委員会の委員長を務める名古屋地下街の神戸敏彦さんは、ずっと花で飾られた明るい名駅の姿を目指してきた。「5年前から始めた『おもてなし花壇』が増えてきている。この緑化フェアの『ふれあい拠点』がこの地区に選ばれたことを心から歓迎している。花でいっぱいの魅力ある街であるため、これからも活動を続けていく」と話す。
PR看板は同フェア期間末日の11日8日まで設置する。花壇では、そのまま使える花は残し、その後追加で花植えを行う予定。