名古屋駅駅前の飲食街「チカマチラウンジ」(名古屋市中村区名駅4)で10月1日から、全日本プロレスとコラボしたグルメ企画「食のドリームマッチ」が始まった。
和食、洋食、中華料理、スペインバル、鉄板焼きなど11店舗が軒を連ねる同施設。特徴の一つ「選ぶ楽しさ」をPRするため考え付いた、それぞれの店の魅力を際立たせる「対決」というテーマ。「対決」から連想した「格闘技」から、全日本プロレスをコラボ相手に定めたという。
「最初は同施設のイメージとかけ離れているかと思ったが、3年目を迎え今までになかった新たな魅力を求め、思い切ってコラボを依頼することにした」と同企画担当者。コラボ企画に先立ち、プロレスラーを肉料理を提供する店舗を訪れ、試食とプロレスラーが店にインタビューする企画を行った。
11店舗が1種類ずつ、肉や魚を使ったメニューをエントリー。「まるは食堂」は、総重量2キロの天丼「石黒」を用意。通常の天丼より約3.5倍で、特大エビフライ2本、大アサリなど9品の天ぷらを盛る。メニュー名は同店店長の名前に由来し、「店長に挑戦するつもりで食べてもらえるといいかも」と担当者。価格は4,320円。複数人で注文しシェアすることも可能。
「イル・バンボッチョ」は、同施設で8月に開催したグルメコンテスト企画の優勝メニューを提供。豚の角煮と骨付きカルビを窯焼きにしてトマトソースをかけた料理で、価格は1,290円。
4月にラム肉料理店がオープンしたことから、「施設内で『羊VS豚VS牛VS鶏VS魚』という異種格闘技(ドリームマッチ)の見せ方ができるようになり、企画としてより面白みを増したのでは」と同担当者。提供はディナータイムで、営業時間は店舗により異なる。11月30日まで。