シェアハウス「Fyume(フューム)」(名古屋市中村区栄生町)で8月27日、「green drinks Nagoya(グリーンドリンクス・ナゴヤ)」が開催される。
会場となる古民家をリノベーションしてつくられたシェアハウス内観
グリーンドリンクスは地域のキーパーソンをゲストに迎え、地域のさまざまな問題について参加者とゲストが一緒になって考える「オープンな飲み会」。60年前にイギリス・ロンドンで開催されたのが始まり。日本では現在、全国150カ所以上の地域で開催されている。参加者は職業も世代も問わず、誰でも参加できる。
グリーンドリンクス・ナゴヤは今回で3回目。主催は「greenz.jp」に所属する伊藤優汰さん。
伊藤さんによると、東京開催時にボランティアとして参加し、そこで得た学びや気付きを名古屋の人にも体感してほしいとの思いから今年6月、NPO法人大ナゴヤ大学の学長などをゲストに招き第1回を開いたという。
当日は、「名駅Slow Life ~未来の『暮らし』や『豊かさ』について ~」をテーマに展開する。会場の「フューム」は、名古屋駅から1駅目の栄生(さこう)駅近くにある、築100年の古民家をリノベーションしてつくられたシェアハウス。「そこにいるだけで新しい価値観を感じる場所」と伊藤さん。
ゲストには「フューム」代表の藤田恭兵さん、古民家シェアハウス「Long Roof」代表の吉原旭人さんを招く。両施設はともに名古屋駅から徒歩圏内にあり、昔ながらのゆっくりとした暮らしを実践している人が集まっているという。伊藤さんは「彼らの暮らし方を知ることで、参加者と一緒に今の暮らしを見つめなおす時間にしたい」と意気込む。
開催時間は19時~22時。参加費は500円(1ドリンク付き)。定員30人。申し込み方法は同イベントのフェイスブックページで案内している。