ナゴヤキャッスルは11月より、同社が経営するホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」(名古屋市中区樋の口町3)と「キャッスルプラザ」(名古屋市中村区名駅4)で飲酒運転防止サービスを実施している。
同社は、飲酒の機会が増える年末年始を控え、飲酒運転を未然に防ぎ、今後需要増加が見込まれるビジネスマンの接待などに際し、安心してホテル内で飲食を楽しんでもらうため、今年から新たに同サービスの実施を決定した。名古屋のホテルでは初の試み。
両ホテル各所には、車とカクテルグラスを組み合わせた同社独自デザインによる飲酒運転防止を啓蒙するポスターを掲示した。サービス内容は、代行運転の手配のほか、ウェスティンナゴヤキャッスルでは、ホテル内飲食施設での飲酒客に限り、4人ごとに1,000円相当のタクシーチケットを提供したり、同ホテルからJR名古屋駅までの無料シャトルバスも運行する。また、当日空室があれば宿泊料金(シングル1万6,000円~ツイン3万3,000円ほか)を最大半額まで割引するという。ただし予約は受け付けない。
同社担当者は「ホテル側から飲酒運転防止に対して強い意識を持ち、積極的に呼びかけることで、利用客が安心してホテルを利用してもらえるようになれば」と話している。同社では、今後も同サービスを継続的に実施していく方針。