飲食店の運営を手がけるビークルー・フードサービス(名古屋市中区栄3)は1月26日、名古屋ルーセントタワー2階に「炭火焼肉えんじん」(西区牛島町6)をオープンする。
店舗面積は60坪、座席数は70席。栄店に次ぐ2店舗目となる。20代の客層が中心の栄店と異なり、「炭と炎をテーマに黒をベースにした個室感覚の客室」をコンセプトに、照明を明るめにした「純和風」の空間を演出するなど、同ビル内で働くビジネスマンやOL、出張で利用する人を意識した内装にしたという。同社担当者は「今後ビジネスの中心部となり得る名駅地区に注目していたところ、名駅を代表するビル、ルーセントタワー内への出店が実現した」と話している。
同店は、飛騨牛を中心とした黒毛和牛をすべて店で手切りし、注文が入ってから「秘伝のタレ」で味付けをするのが特徴で、同店で提供する野菜は自社農園や契約農家から直接仕入れたものを使用している。同店独自のメニューは、「ヤチェパグニ(15種の野菜の包み菜のセット)」(980円)や「自家製の本格ナムル10種(パプリカのナムル、セロリのナムルほか)」(380~500円)など。ドリンクは、韓国製のビールや焼酎など約50種を取り取り扱う。
また、ビジネスビル内への出店のためランチメニューの提供も予定しており、焼き肉丼やビビンバ(価格未定)などを検討中だという。想定客単価は昼=約1,000円、夜=約4,500円。営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=17時~24時。年中無休。