
「飛騨高山の観光と物産展」が3月12日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)7階で始まった。
飛騨牛の焼き肉や握りずしを詰め合わせた「まるごと飛騨牛べんとう」
同店ではこれまで、愛知・三重・岐阜を中心とした地元の魅力を伝える企画「東海の美力」を売り場で展開してきたが、岐阜の飛騨高山に焦点を当てた物産展の開催は今回が初めて。
同店広報担当者の松井美智留さんは「東海3県の観光地の代表格で、現在インバウンド(訪日外国人旅行者)の旅行先としてもにぎわっている飛騨高山は、単独の物産展として切り取れるほどの魅力が詰まっている。食品・工芸品含め、伝統的な物から新進気鋭な物まで地域の方に紹介したい物がたくさんある」と話す。
出店は、食品=26店、工芸品=6店。会場には、飛騨牛の焼き肉や握りずしを詰めた弁当、飛騨牛ハンバーガー、飛騨牛コロッケ、飛騨牛のすき焼きをのせた高山ラーメン(イートインで提供)など飛騨牛グルメ、ハム、ソーセージ、みそ、漬物、コメなどを用意する。
このほか、「あけぼのや」の、しょうゆだれでシンプルで香ばしさが売りの「みたらし団子」(5本650円)、「新穂高ロープウェイ」乗り場駅内にあるパン店が作るゴンドラの焼き印が押されたの「ゴンドラ食パン」(530円、各日50個限定)、飛騨産の牛乳をベースに使ったクレープなどのスイーツも並ぶ。
飛騨高山の6酒蔵の地酒が味わえる「ワンコイン日本酒サーバー」も設置する。価格は1杯(25ミリリットル)=100円。
飛騨高山の工芸品を特集したゾーンでは、うるし塗りの箸やぐいのみ、木製のカッティングボードなどを扱う店が出店。「さるぼぼ」作り体験(2,750円)と組みひも「くみひだ」体験(1,980円)ができるコーナーも設置。体験はいずれも10時~19時の間、随時受け付ける。所要時間は約20分。
開催時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。3月17日まで。