
「名古屋城 春まつり」が3月20日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)で始まった。
ソメイヨシノやシダレザクラを中心に約10品種約900本の桜を植栽する名古屋城内。現在、東門近くのオオカンザクラは散り始め、二之丸広場のエドヒガンは満開、西之丸の園路沿いにあるシダレザクラと城内一帯に植わるソメイヨシノは咲き始め。
期間中、「西之丸」「二之丸」エリアには手羽先の唐揚げや海鮮串などのフード、りんごあめや綿菓子などのスイーツ、ビールや日本酒、ソフトドリンクを販売する店が並ぶゾーン「鯱食堂」を設置。今年は東門近くにキッチンカーも設置する。会場には椅子を設置するほか、ゴザの無料貸し出しも行う。
このほか、やぶさめやつみき倒し、名古屋城オリジナルゲームブック「名古屋城妖怪リサーチ」に登場する「妖怪」を「倒す」手裏剣投げなどのコンテンツなど、誰もが遊べる「えんにちあそび」も用意。遊びコンテンツで獲得したコインの種類・枚数に応じて景品を進呈する。城内で遊べる同ゲームブック(800円)は販売を行う。しゃちや天守、桜がモチーフの木製パーツに自由に色塗りして組み立てるワークショップ「オリジナルフォトフレームづくり」(1,500円)も展開する。
3月29日・30日は各3組のアーティストが出演する音楽ライブを開催する。観覧無料。このほか、猿まわし(休演日あり)、重要文化財「西南隅櫓(せいなんすみやぐら)」(3月22日~30日、4月28日~5月6日)と茶席(5月1日~5日)の特別公開も行う。
夜桜など夜の名古屋城を楽しんでもらえるよう、4月6日までは開園時間を延長して桜ライトアップを行う。
開園時間は9時~16時30分(夜間開園は19時30分まで、4月26日~5月6日は17時30分まで)。5月6日まで。