
日本酒のはしご酒イベント「乾杯!フェス名古屋2025」が 9月27日、名駅、栄エリアなどの飲食店で初開催される。
名駅、円頓寺、伏見、栄、新栄、千種、今池の43の飲食店と、全国各地の43酒蔵を組み合わせて行うイベント。参加する酒蔵は愛知、岐阜のほか、「獺祭」(山口県)、「八海山」の八海醸造(新潟県)、「作」の清水清三郎商店(三重県)など有名銘柄を持つ蔵も参加する。当日は、各店に各蔵元の関係者が店頭に立つ。
参加者は「乾杯!」の文字が印刷されたイベント専用ステッカーを購入し、当日、体の見える所に貼る。参加店舗を巡って蔵元が注ぐ振る舞い酒1杯(45~60ミリリットル程度)を受け取り、イベント用に各店が用意する突き出し(800円)を購入する。各店では追加で日本酒や料理の購入もできる。
各蔵の代表銘柄や突き出しのメニュー内容はSNSで紹介する。実行委員長で、円頓寺にある和食と日本酒の店「酒事(ささこと)と飯事(ままごと) 黄瀬戸(きせと)」(西区那古野1)店主の沼倉徳之さんは、前もってウェブサイトでお目当ての酒蔵と飲食店の営業時間、店の場所を確認し立ち寄りルートをイメージしておくことを推奨する。「多い人で20店舗くらい利用できるのでは」と沼倉さん。
「日本酒の造りなど気になることを直接、蔵元さんに質問できる機会。気になる飲食店に行ってみる機会にもなる。日本酒好きな方はもちろん、あまり飲んだことがないという人も自分のペースでおいしい日本酒や、料理とのペアリングも楽しんでもらえる。日本酒ファンが増えるとうれしい」と話す。
ステッカーは、参加店舗、協賛酒販店、ECサイトで販売。価格は前売り=800円(ECサイトは850円)、当日=1,000円。
営業時間は各店で異なる。