名駅「駅西銀座商店街」にガンダムバー、名古屋で2店舗目

名駅「駅西銀座商店街」にオープンしたガンダムバー「スペースコロニー SIDE-3」店内の様子

名駅「駅西銀座商店街」にオープンしたガンダムバー「スペースコロニー SIDE-3」店内の様子

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 名古屋駅の西側に位置する「駅西銀座商店街」に11月、ガンダムバー「スペースコロニー SIDE-3(サイドスリー)」(名古屋市中村区竹橋町、TEL 052-453-3035)がオープンした。

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  同店は、今年5月にオープンしたガンダムバー「ア・バオア・クー」(千種区今池4)の2号店。席数は、1階カウンター=10席、テーブル=8席、2階はテーブル=10席。同店は、もともと「ア・バオア・クー」のオーナーが、サザンオールスターズがコンセプトの居酒屋「サザンダイニングみなみ」として営業していた場所だったが、事情により今年閉店。同店のオーナーが今後の営業を検討していたところ、「ア・バオア・クー」の常連客だった森居さんが、調理士の経験があったことなどから店長となり、ガンダムがコンセプトのバー2号店として生まれ変わった。

 店長の森居さんによると、同店のターゲットは「ガンダム大好きな人」「親父にも殴られたことない人」「企業戦士な人」「ニュータイプな人」だが、実際の来店客は20代前半~30代後半。店内のカウンターや壁に飾られたガンダムシリーズのプラモデルやフィギュア約50種類、ポスターなどは、すべて来店客から提供されたもので、現在も来店するたびに新しいプラモデルを提供してくれる客もいるという。

 営業時間内は、店内のスクリーンで常時ガンダムシリーズのアニメを放映、森居さんは「30代ならファースト、20代はガンダムSEEDや00と、年代によって好きなガンダムも異なる。店がきっかけでガンダムファン同士の交流が広がり、リピーター客が特に多い」と話す。来店客からは、オーナーが「閣下」、店長の森居さんは「艦長、キャプテン」と呼ばれているという。

 同店では、メニューのネーミングにも趣向を凝らし、ガンダムに登場するキャラクターなどになぞらえた「ガンダムなカクテル」30種類(各650円)や、フードメニュー約35種類を提供。希望があれば、好きなガンダムのキャラクターをイメージしたオリジナルカクテル(700円~)の注文にも対応する。

 主なメニューは「ホワイトベースパスタ」(780円)、かにの甲羅に盛りつけられた「シャア専用 ズゴックグラタン」(480円)、「グリーン・ノアサラダ」(600円)、赤ワインを使用したカクテル「赤い彗星」、ウォッカとホワイトキュラソーを使用した「連邦の白いヤツ」、コーラやウイスキーなど気分次第の3つの材料でつくる黒いカクテル「黒い三連星」(各650円)ほか。またビールサーバーには、金色の外装に合わせて「百式(TYPE-100)」のプラモデルが飾られており、通称「百式ビール」(480円)と呼ばれ、人気だという。想定客単価は、約2,800円。

 森居さんは「1度だけでなく、何度も足を運んでほしいので、メニューの価格も比較的低めに設定している。今後は、来店客の要望も考慮して『ガンダムなカクテル』やフードメニューのバリエーションを増やし、イベントなども定期的に開催していきたい」と話しており、22日にはガンダムのキャラクターでツリーを飾り付ける「ガンダムツリー」を作るイベントも開催予定。

 営業時間は18時~翌2時。

フォトフラッシュ「百式ビール」(名駅経済新聞)

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