国際センター近くに生花店-東区から移転、オフィス需要見込む

「K’s flower novo」店内

「K’s flower novo」店内

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 名駅の東、国際センター近くに2月1日、フラワーギフトショップ「K’s flower novo(ケイズフラワーノーヴォ)」(名古屋市中村区名駅5、TEL 052-551-2711)がオープンした。場所は、国際センター駅の南、名古屋市道江川線沿い。

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 同店代表を務める石原さんは、約5年前より名古屋市東区でフラワーショップ「K’s flower」を営業していたが、顧客からの依頼が会社の歓送迎会贈答用花束や祝い花など、オフィス関連の需要が高かったこともあり、オフィスが多く集まる名駅地区や伏見地区にも近い同場所への移転を決めたという。店舗は、店内ディスプレーやデザインなども一新し、店名の「K’s flower」に「新しい」を意味する言葉を加えた「K’s flower novo」としてリニューアルオープンした。

 店舗面積は78.5平方メートル。コンセプトは「魅せる花屋」で、店内は商品の花が引き立つように、天井や壁、床には白、ダークブラウン、グレーなど控えめの色を採用。現在店内には、「キャラメルアンティーク」(300円~)、「オードリー」(350円~)、「クリーミーエデン」(350円~)などバラの花20種類をはじめ、季節ごとに常時60種類以上の生花を取りそろえ、一部鉢植え商品なども取り扱う。生花の価格帯は30円~1,000円。ギフト用花束の想定客単価は3,000円~5,000円。希望があれば、完成した花束などの画像を依頼者にメールで送るサービスも行うという。

 「オフィス周辺では『気軽に花を持って帰れる』ことが重要。オフィスでもかさばらないように、小さめにアレンジしたフレンチスタイルの花束なども人気が高い」という石原さん。歓送迎会、二次会用の大きな花束依頼以外にも、昼休みや会社帰りに訪れる女性客らの需要を見込む。オープン前日と当日に、名駅周辺でオフィスへ向かう出勤前の女性らにガーベラの花をサンプリングしたところ、「準備した1,000本の花は数十分でなくなった」(石原さん)という。

 オフィス需要やギフト用花束を中心に展開する同店だが、石原さんは「今後は、マンションや住宅地など、『家庭向け』の花の需要を狙って、名古屋で新たな店舗展開も行っていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は、月曜~土曜=10時~19時、日曜・祝日=10時~17時。

K’s flower novo

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