近鉄パッセ(名古屋市中村区名駅1)8階「星野書店」で3月16日、お笑いタレント・にしおかすみこさん初のエッセー本「化けの皮」(ゴマブックス、1,365円)出版記念サイン会が開催された。
「化けの皮」は、「女王様キャラ」で知られるお笑いタレントのにしおかすみこさんが、子どものころの思い出話からブレイクまでの苦労話、過去の恋愛話まで、テレビのキャラとは違う自分自身の素顔をさらけ出したというエッセー本。書籍には、「SM界の巨匠」と呼ばれる団鬼六さんとの対談も収録されている。発売日は2月18日で、公称部数は5万部。
当日、にしおかさんは黒いカットソーとスパンコール付きの赤い「SM風」ワンピースに身を包み、ムチを持ったおなじみのポーズで登場。事前に整理券を配布した書籍購入者のほか、待ち構えた約500人のファンから大歓声が上がり、「にしおか~すみこだよお。名古屋でサイン会ができて、喜んでるのはどこのどいつだぁい?あたしだよ!」とあいさつすると、会場はさらに盛り上がった。
にしおかさんは、参加者が持参した書籍に自身のサインなどを記し、ファンからの希望で「ムチでたたいてください」と言われると、「痛いですよ」と気遣いながら「この、ブタ野郎!」と叫びムチでたたく一幕も。
初のエッセー本出版に際し、にしおかさんは「テレビ以外で見せる『素の自分』を出したかった。OLさんや仕事で疲れているサラリーマンに、何も考えずに『あはは』と笑って読んでもらえたらうれしい」と話し、また「今は、ホテルやウィークリーマンションを転々としている生活で、ドMのファンに追いかけられている(笑)。この本が売れたら、引っ越し資金に充てたい」と話した。第2弾の書籍発売は未定だという。
「このブタ野郎!」とムチでファンをたたくにしおかすみこさん(名経フォトフラッシュ)「愛の流刑地」出版記念で渡辺淳一さんがサイン会-来年映画化(名駅経済新聞)にしおかすみこのすっぴんブログゴマブックス