JRセントラルタワーズ(名古屋市中村区名駅1)で11月7日から、恒例のクリスマスイルミネーション「タワーズライツ」の点灯が始まった。
今年は「~輝きの絵本の世界へ、ようこそ。~」をテーマに、イルミネーションには約100万個の電飾を設置し、「絵本の世界から飛び出した『輝く街』」を表現した。その大きさは縦22メートル、横43メートルで、「くまが登場しお辞儀」「絵本の登場」「絵本が開かれ街が出現」「街に明かりが灯る」「花火が上がる」「雪が降る」など絵柄や色が変化する演出を4分ごとに行う。
ビル2階の「タワーズテラス」には、絵柄の変化と連動し白色と赤色が交互に光る約10メートルのツリー3本を設置するほか、カラフルなLEDで彩られたテディベア29体やチョウ4匹が並ぶ「光の並木道」も。
点灯式が行われた11月7日、点灯スイッチが押されると一斉に携帯電話で写真を撮る人の姿であふれた。クリスマスにちなんだ名曲のインストルメンタルなどがBGMで流れる中、ガーデンに設置されたベンチで景色を楽しむ人も多く見られ、会場は冬の寒さを感じさせないほど熱気に包まれていた。
当日会場に来ていた愛知県在住の20代のカップルは「偶然、点灯式を見ることができてラッキーだった。明かりがついた瞬間、すごく盛り上がった。絵本のイルミネーションもかわいいが、テディベアが特に気に入った。写真を撮りたいスポットが多すぎて、しばらく帰れそうにない」と笑顔で話していた。
点灯時間は、平日=17時30分~22時、土曜・日曜・祝日=17時~22時。来年1月12日まで。