チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が1月29日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館7階催場で始まった。
同企画は、毎年パリで開催されるショコラの見本市「サロン・デュ・ショコラ」にちなんで開催するもの。パリ「サロン・デュ・ショコラ」には、世界20カ国、ショコラティエ約140人が参加する。
その中からセレクトされた全8カ国84ブランドが、今回の「サロン・デュ・ショコラ」に参加。過去最高の数となる。4回目となる今回のテーマは「ショコラとアート」で、「まるで美術館を巡るようにショコラを楽しめる」(同店広報担当者)。
名鉄百貨店初登場となるインポートブランドは、フランスの「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」「フィリップ・ベル」「ボナ」「パティスリー・キュブレー」など8ブランドと、イタリア「フェレロ」「マイアーニ」、ボリビア「エルセイボ」など計12ブランド。
今回初めて、パリ「サロン・デュ・ショコラ」の目玉のひとつ、ファッションショーで発表されたドレスの一作品を展示する。パリのショーでは実際にトップモデルが着用してファッションショーを行った。展示する作品は、帽子、ネックレス、トップス、スカート、ベルトなどに、カカオの豆の皮、種、枝、葉などを使用し、全体の95%がカカオでできている。会場の一角ではパリ「サロン・デュ・ショコラ」の様子も上映する。
昨年に引き続き、各ブランドから好きなショコラ3種類を選び、コーヒーや紅茶とともに楽しむことができる「ショコラバー」を今年も展開。ボンボンショコラセット(ショコラ3個、ドリンク付き=1,050円、追加ショコラ3個=840円)。「昨年は、有名ブランドのショコラを楽しむ好奇心旺盛な女性でにぎわった。気になるブランドを味見してから購入するお客様も多かった」(同)。
2月3日までの毎日、ショコラティエによるトークショー「サロン・デュ・ショコラ ショコラティエセミナー」も開催。「毎年人気の高い企画。参加者はほとんど有名ショコラティエのファンの方が多い。人気のショコラティエの整理券はすぐなくなる」(同)。参加には整理券が必要。各日10時から会場内インフォメーションで配布する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時終了)。2月14日まで。