名駅・ビジネス街に鮮魚料理店―富山の朝どれ魚を安価に提供

ぴち天の名物料理、天ぷら。パッドに豪快に盛る

ぴち天の名物料理、天ぷら。パッドに豪快に盛る

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 ビジネス街で飲食店も多く集まる名駅2丁目に2月17日、鮮魚料理店「魚河岸本舗 ぴち天」(名古屋市中村区名駅2、TEL 052-563-2800)がオープンした。名古屋市内に4店舗を展開するまつりグループ(中区)による新業態。

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 コンセプトは「鮮魚が安くてうまい、予算2,500~2,800円で飲める店」。店舗面積は2フロアで全160席。店内には大漁旗を掲げ、活気ある市場の雰囲気を演出している。1階はオープンキッチンのため、和食経験18年の料理長をはじめ料理人が腕を振るう様子を客席から眺めることができる。

 料理は富山・氷見漁港から直送する朝どれの鮮魚を中心に、常時20種の魚を仕入れて日替わり約70種を用意する。3月は上旬までの天然の寒ブリをはじめ、氷見産のホタルイカやマス、静岡産の初ガツオ、三重産のタイなど各地の旬の鮮魚などが入るという。200~400円台をメーンに、リーズナブルな価格設定のメニューを構成する。

 もう一つの看板メニューが天ぷら。ボリュームがあり、注文を受けてから作る揚げたての天ぷらを1本100円から提供する。生タコや生貝柱などのうま味を直接味わえるよう、「天だしはあっさり、衣もサクサク軽めに仕上げている」(同店)という。

 主なメニューは、ぴち刺身盛・3点(780円)、天然ブリ刺(380円)、活〆平目(480円)、天ぷら・穴子(250円)、天ぷら・生貝柱(180円)、天ぷら・プチトマト(100円)、大あさり浜焼(500円)、天然ブリカマ塩焼・大(1080円)、手打ちどて串カツ(1本110円)、あん肝・ポンズ(420円)、国産牛すじどて煮(380円)など。価格は日によって変動する。

 主な来店客は30代~50代のサラリーマンが中心。「不景気でも呑みに行きたい気持ちに応えたい。安くてもインパクトのある料理や新鮮な魚料理で喜んでいただければ」(同店小栗さん)。

 営業時間は16時~翌1時。

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