「名古屋プライムセントラルプロジェクト」竣工-レジデンス棟は残り1戸に

右=オフィス棟「名古屋プライムセントラルタワー」、左=レジデンス棟「ブリリアタワー名古屋グランスイート」

右=オフィス棟「名古屋プライムセントラルタワー」、左=レジデンス棟「ブリリアタワー名古屋グランスイート」

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 東京建物や丸紅などが名駅2丁目で開発を進めてきた「名古屋プライムセントラルプロジェクト」が竣工し、5月20日、オフィス棟「名古屋プライムセントラルタワー」とレジデンス棟「ブリリアタワー名古屋グランスイート」の内覧会が行われた。

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 セレモニーでは、「着工した2007年6月、日本一元気な街・名古屋としてスタートした。この2年間で景気が大きく変化し、不動産業界にも影響があった。この日を迎えられ、大変うれしい」と東京建物名古屋支店の古川支店長があいさつした。総合事業費は390億円。

 オフィス棟は地上23階建てで、延べ床面積は49.788平方メートル。13階には最大約500人を収容できる大小20室の貸会議室フロアを設ける。現在の入居率は65%。

 29階建てとなるレジデンス棟の契約も好調で、残りは最上階(29階)の3億5千万円の1戸のみとなった。3階にはアイランドキッチン、冷蔵庫、オーブンを併設した「パーティールーム」を、4階には居住者のゲストなどが訪れた際の宿泊などで利用できるバスルーム付きの「オーナーズスイート」を、景観のいい19階にはソファやテーブルセット、カウンターなどを設けた「スカイラウンジ」、地上約106メートルの屋上には「屋上スカイテラス」を、それぞれ設置する。

 「このまま行くとレジデンス棟は、年内に100%になるのでは」と期待を寄せるのは、東京建物の藤井さん。「(オフィス棟の入居率に関しても)不況と言えども名駅から離れたくないという企業の気持ちの表れだと思う」(同)とも。

 オフィス棟横の遊歩道に面してコミュニティースペースを設けた。今月23日には、オープニングイベントとして、名古屋開府400年事業のマスコット・はち丸、エビザベス、だなもが参加し、「組み飴」作りの実演を行う。その後、菓子・玩具店、円頓寺商店街など地域の店舗、施設を巡るスタンプラリーも開催。自由参加で参加無料。オープニングイベントは10時~、スタンプラリー開始受け付けは11時~11時30分。

 また、オフィス棟1階にシャンパンバー「HUGS(ハグ)」、2階にフレンチレストラン「The Opera(オペラ)」が8月24日にオープン予定。レジデンス棟1階にカフェ「cafe TAKATORI」が6月19日オープン予定。

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