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ドリップパックコーヒーのサブスク コーヒー事業者とデザイン会社がタッグ

「BLAN.CO(ブランコ)」で提供するドリップパックコーヒーのパッケージ。コーヒーの種類は6種類を用意(画像提供=R-pro)

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 喫茶店経営やコーヒー豆の焙煎(ばいせん)・卸を手掛ける「Beans Bitou」(名古屋市西区那古野2)とデザインを通じて社会課題の改善解決に取り組むデザイン会社「R-pro」(那古野2)が9月7日、コーヒーのドリップパックのサブスクリプションサービス「BLAN.CO(ブランコ)」を始めた。

「BLAN.CO」の仕組み

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 両社はコロナ禍でリモートワークの導入など生活様式に変化が求められる中、「ストレスフルな毎日に少しでも『余白』を作ることで社会に貢献したい」という思いが一致し、共同事業に踏み切った。

 R-pro社長の岡本ナオトさんによると、サービス名「BLAN.CO」には、公園にあるブランコに揺られている時のようなリラックスした心地よい時間を感じてほしいという思いと、スペイン語で「白」を意味することから、連続した緊張状態を一度リセットして、毎日に「余白」を作ってほしいという願いを込めたという。

 岡本さんは「コロナにより、半ば強制的に今までとは違った時間の過ごし方をしなくてはならない。家で仕事をしていて中々気分転換ができない、切れ目のないオンラインミーティングでの疲弊などが考えられる。この変化を良い機会と捉え、お湯を沸かしドリップパックに注いでコーヒーをいれることから始まる15分の余白を毎日の生活習慣として取り入れ、メンタルヘルスの向上につなげてほしい」と話す。

 コーヒーの種類は6種類で、「ワインのような果実感」が特徴のエチオピア産の豆を使ったウォッシュト、「チョコレートのようなほろ苦さ・甘み」のニカラグアトのウォッシュトなど。パッケージではコーヒーの特徴を色やユニークなイラストで表現し、「今までと違った選び方も楽しめる」という。

 サービス開始は11月を予定。現在、クラウドファンディングで先行販売を行っている。1カ月につき10パックまたは20パックが届くコースがある。先行販売は10月29日まで。

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