名駅経済新聞

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「カエルまんじゅう」をマリトッツォにアレンジした「ケロトッツォ」 反響受け商品化

「カエルまんじゅう」を「マリトッツォ」に見立てた新商品「ケロトッツォ」

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 青柳総本家(名古屋市守山区)が作る名古屋銘菓「カエルまんじゅう」をイタリアの伝統的な菓子「マリトッツォ」に見立てた新商品「ケロトッツォ」の販売を7月22日、「青柳総本家KITTE名古屋店」(中村区名駅1)と守山直営店(守山区)で始めた。

横から「ケロトッツォ」

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 名古屋土産として知られる「カエルまんじゅう」は、「ニッコリ」と笑うカエルの顔を描いたまんじゅうで、中にはこしあんが入っている。

「ケロトッツォ」は、6月8日に同社公式ツイッターで投稿したマリトッツォにアレンジしたカエルまんじゅうを元に商品化したもの。アレンジレシピを商品化するのは初めてだという。

 投稿前に考えていたのは、「口部分」に切れ込みを入れてクリームを挟んだ姿だったが、カエルまんじゅうの笑顔を保つために、まんじゅうを上下にカットしクリームを挟む姿に落ち着いた。

 投稿を見た人からツイッターのコメントや電話で「食べてみたい」「商品化してほしい」などが相次ぎ、「これまでにない反響をいただいた」(同社広報の木下美幸さん)という。この反響を受け、商品化に向け動き出した。

 反響を受けてすぐに、同社開発担当者が試作品を作り社内で試食。中に挟むクリームは、生クリームとクリームチーズ、レモン果汁を加え、混ぜ合わせた「甘すぎない」クリームにブラッシュアップした。「和と洋がミックスして、あっさりしている。開発担当者が担当することで投稿時に比べ、まとまりある味、かわいい見た目に仕上がった」(木下さん)。「小ぶりなまんじゅうなので食べやすい。かぶりついていただいても、上の部分をはがして分けて食べていただいてもいい」とも。

 価格は1個=350円、「ケロトッツォ」をイラストで表現した掛け紙を用いたパッケージの3個セット=1,050円。製造日を含め消費期限は3日間で、要冷蔵。

 KITTE名古屋店は11時30分ころ、守山直営店は11時ごろ販売開始(納品時の道路混雑状況で販売開始が遅れることがある)。水曜日は販売しない。9月下旬(予定)まで。

 ※同社公式ツイッターで販売時間の訂正が発表されましたので、記事も一部修正しました。

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