名駅近くの伝統的町並み「四間道」に習い事教室-書道・水墨画・マナーなど

「四間道文化教室 寺子屋」教室内。右=代表の宮治さん、左=書道を教える大宮さん

「四間道文化教室 寺子屋」教室内。右=代表の宮治さん、左=書道を教える大宮さん

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 名駅からほど近い伝統的町並みが立ち並ぶ四間道(しけみち)かいわいに2月1日、習い事教室「四間道文化教室 寺子屋」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-551-0381)がオープンした。

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 四間道かいわいで、以前から何か文化的なものをできないかと考えていたと話すのは、同教室代表で、四間道で古い蔵を利用した和食店「四季の蔵 右近」などを手がける宮治さん。宮治さんが自宅で習っていた書道の先生をはじめ、ほか教室の先生と出会い、教室となる場所も見つかったことから、「いろいろなタイミングが合い、今やらないと!」と思い教室立ち上げを決意した。

 現在は、「書道」(月曜10時~12時、水曜14時30分~18時)、「水墨淡彩画」(第1・3週、火曜14時~16時)、「きもの着付けとマナー」(第1・2・3週、月曜13時30分~15時30分、金曜13時30分~15時30分の2クラス)の3教室を展開。すべて月謝制で、書道=大人4,000円、子ども2,500円、水墨淡彩画=5,000円、きもの着付けとマナー=5,000円。

 書道教室では、子どもにはかな・漢字などを、大人には宛名書きや手紙、年賀状など実用できる書道を教える。書道を教える大宮さんは「ずっと子どもたちを見てきてここ数年、文字が書けない小さな子どもが増えていると実感。共働き、核家族化、食生活などが影響し、小さいころに学ぶべきことがなされなかった」と書道を通しての「気付き」を話す。幅広い年齢層の利用を見込む同教室。「先生、生徒さん同士が楽しくお話しできるコミュニケーションの場になれれば」と宮治さん。

 今月15日には、きもの着付けとマナー教室の無料体験を行う(13時30分~15時30分)。3月1日には、マナー教室「訪問について」も開催。実際に日本茶と和菓子を使い「日本茶の出し方・いただき方」を中心に、部屋の出入り、履き物の扱い、あいさつの仕方、正座のポイントなどをレクチャーする。開講時間は13時30分~15時30分。料金は2,000円。

 今後については、「会社員などの利用にも対応するため土曜・日曜の教室も増やしていきたい」とも。

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