「名古屋下町散歩日和」-円頓寺商店街・四間道で下町・和テーマにイベント

「月のののうさ」で開催中の「チイサキモノ展」

「月のののうさ」で開催中の「チイサキモノ展」

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 円頓寺商店街・四間道かいわい(名古屋市西区那古野1・那古野2)で11月4日~8日、下町や着物、和などをテーマにしたさまざまなイベントを、街を散策しながら楽しめる「名古屋下町散歩日和」が開催される。

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 開催は今回が3回目。今回は、円頓寺商店街・四間道かいわいの各商店を会場に、店主にとってのそれぞれ「お宝」を展示する「みんなのお宝 大展覧会!」を開催。名古屋でも1~2軒しか残っていないという昭和5年創業時から動く自家焙煎機(井上コーヒー商会)、昭和5年頃の円頓寺かいわいや呉服ショーなどの写真(呉服店・ヲジマヤ)、大正6年、開業25周年の祝いの木彫りの福助人形(履物店・野田仙)、昭和29年中日ドラゴンズが日本一になったときのサインボール(よしの寿司)など40~50店舗が出展。「お宝」の話を店主に聞くこともでき、歴史ある下町の雰囲気を楽しむことができる。

 寺を改装したカフェ「i-cafe」では、愛知県の伝統野菜を紹介する「愛知の伝統野菜展」を開催。パネル展示のほか、「越津ネギ」「宮重ダイコン」「縮緬(ちりめん)カボチャ」の実物を展示。また、「越津ネギ」「宮重ダイコン」を使ったランチメニューも提供する。着物リメークや雑貨を扱う「月のののうさ」では、店主のカワカタさんがコレクションしたアンティークのミニチュアを展示する「チイサキモノ展」を開催。招き猫や、祭りの山車、動物、食器など小さい置物が並ぶ。時代は昭和の初めや戦後、70~80年代などさまざまで、日本、アメリカ、ドイツなどのものだという。

 レトロな喫茶店「西アサヒ」では「えんどうじ落語会」(8日14時開演、1,300円)を、大正8年創業の「お茶の松月園」では店主による日本茶についてのトーク「暮らしを楽しむおはなし会」(8日14時~)を企画。そのほか、会場を練り歩く「金シャチみこし」(7日18時30分~21時ごろ)、「ふれあい館」西で路上ライブ(7日11時~11時30分、13時30分~14時)、「ふれあい館」で着物のレンタル・着付けを行う「着物de散歩日和」(7日・8日10時30分~15時)も開催する。「なかなか着るきっかけのない着物。着物を着て街を散策してみては」(カワカタさん)。着物着用の来街客には割引などの特典があるという。

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