中村警察署、名駅周辺を特別警戒する「御用の日」

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 中村警察署(椿町17)は5月15日より、名古屋駅周辺の街頭犯罪を減らすための活動として、毎月「5」の付く日を「御用の日」と制定し警戒、検問活動を強化している。

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 同署の管轄内である中村区周辺では、昨年12月末までにひったくりが240件、自転車盗難が1,258件、街頭犯罪全体では3,577件発生しており、愛知県の中でも犯罪が多発している事を深刻視し、犯罪半減対策として実現した。

 同署では、毎月5日、15日、25日と「5」の付く日(土曜、日曜、祝祭日は除く)に、制服を着用した警官20名が2人1組となり、犯罪が増える17時~20時まで、名古屋駅前や広小路周辺などのほか、昨年1年間でひったくり45件、自転車盗難316件と、特に街頭犯罪が多発している名駅東側の「新明学区」のコンビニやゲームセンターなどで重点的に職務質問や検問を行うという。

 中村警察署警務課の神野課長は、「今後名古屋駅周辺は、高層ビルの建設などでますます人が集まると思うので、今年一年で街頭犯罪を半分まで減らしていけるよう警戒していきたい」と話している。

また同署では5月10日より、街頭犯罪対策特命チーム「チーム・なかむら」を結成し、各課から集めたよりすぐりの署員8名が通常業務から離れ、毎日「新明学区」「岩塚学区」「稲葉地学区」を警戒し、街頭犯罪摘出に乗り出している。

中村警察署

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