「愛の流刑地」出版記念で渡辺淳一さんがサイン会-来年映画化

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 近鉄パッセ(名駅1)8階の星野書店(TEL 052-581-4796)では6月3日、15時より小説「愛の流刑地」出版記念で著者渡辺淳一さんのサイン会が開催された。

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 「愛の流刑地」は、昨年11月から今年1月まで日本経済新聞朝刊で連載されていた恋愛小説で、同紙朝刊での渡辺さんの連載は、1985年の「化身」、1996年の「失楽園」に次ぐ3回目。

 同小説は、読者の間で「愛ルケ」の愛称で呼ばれ、過激な性描写などからビジネスマンや30代以上の女性を中心に人気を集めており、幻冬舎(東京都)が書籍にまとめ5月20日、上下巻として出版した。初版発行部数は各20万部、価格は上下巻共に1,680円。

 当日は、渡辺さんが同書籍を購入した人約130人に、上巻にはサインと為書きを、下巻にはサインを記し、希望者には握手や記念撮影にも応じた。著者の渡辺淳一さんは、同小説について「男女の恋愛の深い部分を描いたので、そこを読み取って欲しい」と話し、会場を訪れた61歳のファンの女性は「20年来の大ファン。渡辺先生の書籍は全て読んでいる。男女の恋愛小説の中でも、心の葛藤を深く描いている作家は少ないから、そこに惹かれる」と話していた。

 「愛の流刑地」は来年1月に豊川悦司さんと寺島しのぶさん主演による映画化が決定しており、また来春には日本テレビ系でドラマ化も予定されている。

幻冬舎

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