名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅)地下1階のスイーツステーションに現在、「ナポリピッツァ職人世界選手権」で世界一に輝いた牧島昭成さんがピッツァを焼く大須の人気店「ソロピッツァ ナポレターナ チェザリ」のピッツァが期間限定で登場している。
同イベントは8月31日から開催している「イタリアフェア」のメーン企画。「チェザリ」人気ナンバーワンのマルゲリータをはじめ、2番人気のマリナーラ、イタリア産の3種類のチーズを使ったゴルゴンゾーラ、マルゲリータにロースハムときのこをトッピングしたカプリチョーザの4種類を組み合わせた、今回の企画限定のピッツァを販売。価格は1枚(約27センチ)950円。10時・12時・15時・18時に大須の店舗から焼きたてを運び、店頭に並べる。各回50枚限定。
「チェザリ」のピッツァだということを知っている利用客も多く、焼きたてが店頭に並ぶと行列ができるほどで各回売り切れる。中でも、18時の回に帰りがけに購入する利用客が特に多いという。「世界一のピッツァを名鉄百貨店のお客さまにも食べてもらいたいと企画した。最初、チェザリさんに話を持ちかけた際は『やはり焼き立てを食べていただきたい』と難色を示されたが、結果的にオリジナルを作ってもらうまで協力いただいた」(名鉄百貨店広報担当者)。
そのほか、チェザリで販売している名古屋では珍しい「ナポリのお菓子」も併せて販売。薪窯で焼いた「ブディーノ」(250円)、レモンクリームが入った焼き菓子「コーダ ディ アラゴスタ」(350円)、ラム酒入りのシロップをたっぷり使った「ババ ナポレターナ」、ナスとチョコレートを使った「パスティッチョ」(300円)など。「チェザリ」の出店は今月6日まで。
新栄の人気イタリアンレストランが手掛ける「パティスリートペ」も限定出店。初日には完売したという「焼きティラミス」(1日50個限定)をはじめ、「トペのチーズスフレ」「タルトタタン」(以上1,000円)を店頭に並べる。今月6日まで。そのほか、「イタリアの焼きぐりマローネ」(150グラム=630円、350グラム=1.260円)は、イタリア・アヴェリーノ産のクリを現地の工場で焼きグリにし瞬間凍結させたもので、店頭で温めて販売。「味付けは一切しておらず、クリ本来の甘み」だという。
同店メンズ館地下1階の生鮮食品、総菜などを扱うフレッシュステーションでも同フェアを展開。イタリアントマト、ズッキーニ、スイートバジルなどイタリア料理に使われる野菜やイタリア産のチーズやワインをPR。「生ハムとルッコラのサラダ」(RF1、100グラム420円)、「コーンのフォカッチャ」(アンデルセン、242円)などイタリア料理の総菜も並ぶ。3日には同フロアのキッチンステーションで「リストランテ アルポルト」の片岡護シェフが来店客とトークを交わしながら料理のデモンストレーションを行う。参加は無料。開催時間は14時~、16時~。
営業時間は10時~20時。フェア開催は今月13日まで。