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名駅にイタリア食堂-元経営者、「現場に立ちたい」と40歳機に独立

「イタリア食堂MARU。」1階のバーカウンターと炭焼き場を囲んだカウンター席

「イタリア食堂MARU。」1階のバーカウンターと炭焼き場を囲んだカウンター席

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 「イタリア食堂MARU(マル)」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-581-8088)が12月1日、センチュリー豊田ビル近くにオープンした。

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 東海地区で飲食店を展開する「さくらやグループ」を兄弟3人で経営していたという店主の秋山さん。「経営者として続けてきて10年以上現場に立つことがなく、自分の中で何か違うなと思っていた」とし、40歳を迎える誕生日の2カ月前にふと思い立ち、同社の経営から離れ独立した。友人が経営していた店(今の場所)が空いたことも後押しになり、自分の店を持つことにした。

 店舗面積は約40坪。1階はバーカウンターと炭焼き場を囲んだカウンター席(20席)とテーブル席(5卓)、2階はソファ席(2卓)と座敷の個室(7室)を設ける。カウンターに並べた大皿に盛った料理や炭焼き場からの香りが利用客を楽しませる。

 「もともと好きで、だれでも受け入れやすい」イタリアンを、カジュアルにリーズナブルに提供するという同店。程近くにある柳橋中央卸市場から仕入れる魚介類を使った炭火焼も提供する。「難しいことは考えない。いい食材をシンプルに、おいしいものを安く提供することに徹する」と秋山さん。

 メニューは1カ月ごとに替わるグランドメニューと日替わりのメニューを用意する。根菜を中心にした6~7種類の野菜を使った「タジン鍋のバーニャカウダ」(580円)、「名物ムール貝のワイン蒸し」(1,200円)。日替わりのタパスは「ペンネのマカロニサラダ」「フリッタータ」「カポナータ」「カボチャのクリームトマト煮」などで価格は180円~380円が中心。鮮魚の炭火焼は「イチモチ」「サーモンのハラス」「カマス」(すべて580円)、「はまぐりの浜焼き」(3個、480円)、「大アサリの浜焼き」(480円)など。

 ドリンクでは、「日替わりワイン」を用意。そのほか自家製の「サングリア」、生ビール(以上480円)など。デザートメニューも日替わりで常時約5種類提供する。

 営業時間は18時~24時。

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