那古野1の円頓寺商店街では6月8日から、商店街アーケード上にワールドカップに出場している日本代表を応援するサッカー人形の張りぼてや横断幕を展示している。

　同企画は、サッカーのワールドカップ（W杯）ドイツ大会に出場している日本代表を応援しようと、同商店街の店舗「インテリア クマザワ」の浅見さんが、日本代表のユニフォームを来た張りぼての「クマ」を製作したのがきっかけで、同商店街振興組合長の橋村さんが各店舗に横断幕製作などを呼びかけた。

　貼りぼては2体の「クマ」で、竹の骨組みの上に新聞などを張り合わせ着色したもの。体長は約2メートルで、うち1体は「NAKATA　7」の背番号を付けたユニフォームを着用、1体は「NAKAMURA　10」の背番号を付けたユニフォームを着用しオーバーヘッドキックでボールを蹴っている。製作には約3カ月を要し、浅見さんが一人で製作したという。横断幕には、「がんばれ！ジーコジャパン　円頓寺商店街」と記し、組合長の橋村さんらが製作した。

　サッカー人形製作にあたり「インテリア　クマザワ」の浅見さんは、「人型にすると顔が似なくなるのでクマにした。中日ドラゴンズの優勝や、名古屋グランパスエイト開幕の時も、記念の張りぼてを製作したので、今回もW杯開催記念で製作した。W杯で盛り上がる事で商店街の発展につながれば嬉しい」と話している。

　また、同商店街では6月10日より、W杯応援企画「優勝国当てクイズ」で、正解者の中から抽選でユニフォームやサッカーボールなどをプレゼントする企画も開催中。クイズの締め切りは6月30日まで。サッカー人形は、7月上旬まで展示予定だという。

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