W杯日本対オーストラリア戦-名駅のスポーツバーに300人

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名駅4の「Sports Bar DREAMS」(TEL 052-583-5507)に6月12日、サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会日本対オーストラリア戦を観戦しようと約300人のサポーターが集まった。

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 今年6月に1周年を迎え、今回が初のW杯生放送となる同店は、日本戦初戦の観戦希望者に向け5月より前売りチケット(1ドリンク付き2,000円)200枚を販売、約1週間で完売するなど好評で、当日は21時開場前から当日チケット(1ドリンク付き2,500円)を求めサポーター約100人が行列を作った。

 店内には、プラズマスクリーン4基と大型のシルクスクリーン1基を設置しており、同店チーフの小川さんは、「高原選手か中村選手のゴールが見たい」と話してくれた。

 入店したサポーター達はキックオフの30分前から「日本コール」を合唱、試合開始前の日本選手による「君が代斉唱」にはサポーター全員も合唱し、試合開始直後には、「日本コール」「ジーココール」「柳沢コール」「宮本コール」が続く。前半7分、GK川口選手がシュートをクリアすると歓声が上がった後「能活コール」で盛り上がり、その後、川口選手がシュートをクリアする度、歓声とコールが続いた。

前半26分、MF中村選手が初ゴールを決めると、会場から大歓声が上がり、サポーター達は手を叩き合って歓喜に包まれ「中村コール」が。31分、宮本選手にイエローカードが出されると、女性サポーターから一斉に「どうしてー?」とブーイングも。後半戦開始8分でDF坪井選手が怪我で退場すると、会場から「坪井コール」の後、健闘を讃える拍手が送られた。

後半15分頃、オーストラリアのDFムーアに代わりFWケネディが出場すると、会場がざわめき、その後双方の攻防戦に歓声が上がり続けた。後半33分、FW柳沢選手に代わりMF小野選手が登場すると、男性サポーターから一斉に「小野コール」がかかり期待が高まるも39分と44分、MFケーヒルのゴールに落胆する日本サポーターたち。ロスタイムのFW大黒選手登場に大歓声と「日本コール」で観戦するが47分、MFアロイージのゴールに意気消沈し、一瞬静まり返った会場内で座りこむサポーターも。

試合終了後は、日本選手の健闘を称え、会場から大きな拍手が送られた。名駅周辺で勤務する男性会社員は、「今日のために仕事を早く終わらせて会社のみんなで来たから、とても悔しい。クロアチア戦は絶対に勝ってほしい」と話し、印象に残ったシーンについて、「川口の健闘がたくましかった。中村はやっぱり凄い!」と話してくれた。

 「Sports Bar DREAMS」では、18日のクロアチア戦と23日のブラジル戦の前売りチケット(1ドリンク付き2,000円)の発売を開始しており、まだ購入可能だという。問い合わせは同店まで。

Sports Bar DREAMS

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