女優でタレントの石川梨華さんが4月7日、劇場「御園座」(名古屋市中区栄1)で初日を迎えた「御園座さよなら公演『細雪』」での公演と、「109シネマズ名古屋」(中村区平池4)で主演映画「篤姫ナンバー1」の舞台あいさつを行った。
「御園座さよなら公演『細雪』」に四姉妹の四女・妙子役で出演している石川さん。公演を終えた後、「109シネマズ名古屋」に駆け付けた。
「篤姫ナンバー1」は江戸城の将軍家へ輿(こし)入れする直前の篤姫が現代へタイムスリップ、銀座のホステスとなって活躍するエンターテインメント作品。奇想天外なストーリーと共に、石川さんが豪華絢爛(けんらん)な着物やゴージャスなドレスをまとう姿も見どころ。「舞台初日が無事、終わってほっとしている。映画も同じ日に初日。ぜひ映画と舞台、両方を見てほしい」と話した。
石川さんにとって初の単独での主演映画。「不安もあったが、篤姫を演じるのはなかなか経験できることではない。のびのび演じさせていただいた」と話す。「モーニング娘。」時代からの仲間、中澤裕子さんや吉澤ひとみさんも共演。「撮影現場はとてもにぎやかだった」と振り返る。「ロケ中は着物を着たままの待ち時間も多く、座るのも大変だった」と石川さん。「正座したまま眠れるようになりました」と会場を笑わせながらも、着こなしや姿勢、柄など着物への興味が深まったと笑顔に。最後に石川さんは「映画を見てさらに笑ってください。最後にジーンとくるところもある。ぜひ楽しんで」と呼び掛けた。
石川さんは4月26日まで名古屋に滞在し、御園座の舞台に出演する。