大型バル「DUMBO（ダンボ）」（名古屋市中村区名駅南1、TEL 052-564-0330）が6月1日、笹島交差点近くにオープンした。

高い天井で開放感のある店内

　倉庫を改装した同店の店舗面積は約150坪。大きな窓と高い天井の開放的な店内には、1階・中2階・2階の3フロア合計で250席を設ける。「さまざまなシチュエーションに合わせられるように」（店長の堀田さん）、1階はワイワイとにぎやかに過ごすスペースや、ドリンクをメーンに楽しむバーのような利用ができるスペース、中2階にはシャンデリアやソファのボックス席で「しっとりと過ごすことができる」空間などを設けた。結婚式の二次会などパーティー利用も可能で、9月まで予約が入っているという。

　料理はイタリアン、スパニッシュを中心にした南欧料理で、フレンチの要素も合わせた。「人気」の「魚介のパエリア」（1,239円）、香りや演出を楽しめるように利用客が無農薬のフレッシュバジルをちぎって最後の仕上げを行う「マルゲリータ」（1,029円）、グラム販売する「手切りの生ハム ハモンセラーノ」（10グラム＝262円）など。

　遊び心のある盛りつけで見た目でも楽しんでもらえるように工夫したメニューも用意。器からこぼれ落ちるくらいのボリューム感を演出した「こぼれフライドポテト」（399円）、「ニンニクたっぷり ガーリックトースト」（367円）は、カットしていないパンを使ったガーリックトーストをバナナスタンドにつるして提供し、ちぎりながら食べる。「料理を提供するとお客さまからは笑いが起きる（笑）」と堀田さん。

　店内に「ウオークインワインセラー」を設け、利用客自身も中に入って選ぶことができる。約60種類そろえた平均価格1,800円のワインなど、全80種類を並べる。ワインの価格に1,000円（抜栓、サービス料など）を加え提供する。

　そのほかのドリンクは、ビール、カクテル、ウイスキーなど。冷凍したミニトマトを氷として使ったオリジナルメニューの「トマトカクテル」（504円）は、ロック、サワー、ハイボール、カシトマ、ブラッディーメアリーを用意。「トマトが溶けていき、食べながらドリンクを楽しめる」

　営業開始は17時～24時。パーティーなどは時間外の利用も可能。