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名鉄百貨店で「大トリックアート展」-全作品が初登場

空中に浮いた石に乗っているような写真が撮れるトリックアート

空中に浮いた石に乗っているような写真が撮れるトリックアート

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館7階催場で8月15日、「大トリックアート展」が始まった。

ドラキュラに食べられてしまいそう…

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 トリックアートは、二次元である壁や床に立体的な絵画を描き表し、遠近法、陰影法、色、照明などの組み合わせで飛び出して見えるなど、ユーモアや不思議さを感じさせるアート。

 昨年は3週間で約14万人の来場者を記録。3回目の今年は2週間で9~10万人を目指す。会場には全て同店初登場の約55作品を展示。作品には触れることもでき、写真やビデオ撮影も自由。

 イルカ、ペンギン、マナティ、カモノハシ、熱帯魚など海や水辺の生き物が、額縁から飛び出したように描かれる絵や、釣り針に引っかかったようなシーンが撮影できる作品など。風景画の中に昆虫の姿が隠された「隠し絵」も。

 壁と床を大きく使った大型作品も登場。描かれたワイングラスに閉じ込められ、今にもドラキュラに食べられそうなシーンを表現できる「ドラキュラのおやつ」や、空中に浮いた石に乗っているような写真が撮れる「雲の上の空間」、床に描かれた窓の上で演技した写真を回転することで、窓から落ちそうなシーンが表現できる「ビル登り?」など。会場の常駐スタッフが、作品の説明や撮影のアドバイスなどを行う。

 営業時間は10時~20時(入場は閉展30分前まで、最終日は18時まで)。混雑時には入場時間指定の整理券を配布する。入場料は大人(中学生以上)=700円、子ども=300円、3歳以下無料。今月28日まで。

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