名古屋駅西側に12月3日、「薪釜ピッツァとお野菜バール GABUCHIKIワイン食堂」(名古屋市中村区椿町5、TEL 052-451-8739)がオープンした。
同店を運営するのは、愛知県を中心に飲食店を展開するブルームダイニングサービス(清須市)。店舗面積は44坪。2階建てで、60席を設け、個室(1階=1室、2階=2室)も用意する。
店内に設けたまき窯で焼き上げるオリジナル生地のピザと、南信州の農家から直接仕入れる野菜を使った料理を看板メニューに据える。「ピザは粉からこだわった。おいしい野菜に出合い、野菜のシンプルなうま味にあらためて感動した。驚きの出合いだった」と同社の加藤弘康社長。
「骨付鳥・からあげ・ハイボール がブリチキン。」などを手掛けている同社。「これまでは居酒屋の延長線上の店舗展開をしてきたが、今回の店は『職人を育てられる店』として新しく展開する」。メニューの9割が同店のために店舗スタッフが開発した新メニューだという。「社員が産地に出向き生産者と触れ合いを持つことで、お客さまへの伝え方が学べる。また、大会などへも積極的に参加し、スタッフの一つのステップアップとして生かしていきたい」と話す。
メニューは「究極のマルゲリータD.O.C」(1,659円)、同社が手掛ける飲食店「がブリチキン」の骨付き鳥をトッピングした「がブチキータ」(1,260円)などのまき窯ピザ、「南信州産お野菜のバーニャカウダー」(1,029円)、「ごろごろ野菜と鮮魚のアクアパッツァ」(1,554円)、「フォアグラと牛ハラミのロッシーニ風」(1,344円)など。
ドリンクは、仕入れ値からプラス1,000円で販売するワインのほか、「名古屋ではまだ珍しい」という、イタリアから直送される「樽生ワイン」(赤・白)、「樽生スパークリング」(以上、グラス=525円、カラフェ=1,680円)、「自家製サングリア」(赤・白、各578円)など。「カジュアルにワインを楽しんでほしい」
ここ数年で飛躍的に店舗数を伸ばしている同社。「今後は郊外への展開やFC展開も本格的に行う。積極的に海外進出もしていきたい」と意気込む。「駅の西側は今でも少し危険な街というイメージが残る。このエリアに出店することで女性でも安心してくことができる店を作りたい。そうすると街が変わっていくと思う」とも。
営業時間は17時~翌1時。