JR名古屋駅構内の太閤南口近くに手作りおむすび専門店「おむすび処 米’n(こめいん)」(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-551-0141)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは12月6日。
東京駅八重洲口の北口と南口に続く3店舗目になる同店。「両手で心を込めてむすぶ」という思いから「おにぎり」ではなく「おむすび」としている。店内で作るできたてを販売し、都度手作りで商品を補充している。
「おむすびに大切な米、のり、塩にこだわりを持つ」と店長の鈴木さん。米は岐阜県高山市奥飛騨の「和仁農園」が生産するコシヒカリを使用。同農園は、米のソムリエ「米食味鑑定士協会」が主催する最も規模が大きく権威のある米の品評会といわれる「米・食味分析鑑定コンクール・国際大会」で連続受賞している。そのほか、「香り・味・歯切れ」にこだわった有明産ののり、瀬戸内の塩を使用。
「おむすび」は南高梅を使った「うめ」、「日高昆布」など全22品で、「さけ」が全店舗でも「断トツの人気」と鈴木さん。「えび天」は名古屋名物の天むすのイメージで、東京の店に比べ同店ではるかに人気が高いほか、地産地消をテーマに地元食材を使用した「桑名のあさりしぐれ煮」「飛騨牛肉みそ」なども人気だという。地元食材の具材シリーズは今後、季節ごとに変更していくという。
併せて、「食べ切りサイズの分量で用意」したという煮物や卵焼き、空揚げなどの総菜や、カップみそ汁(湯が必要)、缶タイプのみそ汁(カップ付)も販売。そのほか15時ころからは、「串カツ」(みそ、ソースのいずれか。3本=390円、5本=650円)、「手羽先(たれ)」(3本=300円、5本=500円)も。
女性客が多く、全体の約7割を占めている。出勤時間の平日8時30分ごろが混み合うという。
営業時間は7時~21時。