名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館7階催場で2月6日、「メイテツ・ショコラ・フェスティバル」が始まった。
昨年まで海外ブランドチョコレートを中心に集めたバレンタイン催事「サロン・デュ・ショコラ」を開催してきた同店だが、今年は「地元のお客さまの感心に沿った」(同店担当者)チョコレートをなどのスイーツの品ぞろえを強化し新展開した。「昨年来の流れである『絆』」を切り口にし、「家族や仲間と一緒に楽しむ、つながりを大切にする」というキーワードで再構築したという。
会場には全98ブランド(国内ブランド約6割)が出店。ポスターなどのビジュアルには、チョコレートでかたどられた同店のシンボル「ナナちゃん人形」の姿を採用し、実物のナナちゃんは名古屋モード学園の学生がデザインしたハート型を切り絵のようにあしらった衣装を身に着けPRしている。
昨年からニーズが見え始めたという「仲間とのつながりを確かめ合う、ちょっとした気持ちをプレゼント」する「まきチョコ」に対応し、1,000円以下の商品の扱いを全体の約4割に引き上げた。マトリョーシカをモチーフにしたブランド「ショコラーシカ」の「シーニィ」(7個=672円、13個=1,050円)、イチゴやレース柄がプリントされたチョコが入った「ローズデコールF」(ゴンチャロフ、6個=525円、11個=1,050円)など。
併せて、地元パティシエが出店する「地域密着型店舗」を強化。同店オリジナルのドアラのクリスマスケーキなどを手掛けた「パリジャン・パーペチュアル」(緑区)は、高級チョコを使いながらユニークな形の「恐竜の化石チョコレート」、猫がモチーフのメニューを提供する「ねこまめカフェ」(中川区)は、猫の顔や肉球をデザインした「ねこトリュフ」(以上、名古屋地区では同店限定)などを販売する。そのほか、スティック付きのプチケーキにチョコレートをコーティングした見た目にも華やかな「パティスリーシャルル」の「POP&POP」などの名古屋地区で同店限定の商品も多数そろえる。
また、「ナナちゃん人形」をモチーフにしたスイーツを今回限定で販売。バウムクーヘンで知られる「治一郎」のバウムクーヘンをチョコレートでコーティングし、ナナちゃんパッケージで包む「チョコバウム」(各日100個限定)は高い人気で、午前中には売り切れるという。シフォンケーキ専門店「シェドゥーブル」は、生クリームでコーティングしたチョコレートスポンジにナナちゃんをデザインした「ナナちゃんシフォン」など3アイテム。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月14日まで。