アミューズメント施設などの運営を手がける大松(東区東桜2)は7月19日、和食店「JAPANESE STYLE 和の花」(中村区名駅南1、TEL 052-582-0303)をオープンした。
同店は、2002年11月からグループ会社のエムケイダイニング(東区東桜2)が運営していた和食居酒屋「MK DINING」の外装や内装などを全面改装し、新業態の和食店として生まれ変わったもので、運営は大松が行う。店舗面積は78坪、席数は80席。「LOHAS」をコンセプトに日本人の基本である「和食」を見直した店舗づくりと大人の空間づくりを目指す。
店内は、赤と黒を中心とした内装でまとめられ客席は全室個室。特に内装にこだわったという和風の空間にシャンデリアを設置した個室や、室内の外壁に大阪出身のイラストレーターが3日間かけて直接手描きしたという、店名をイメージした花模様が描かれた16人収容可能な個室などで構成される。また入口から店内へ続く通路には滝や水盤、竹林のディスプレイを設けるなど、ニューヨークをイメージした「洋」と「和」の空間を再現したという。
主なメニューは、京都の契約農家から直送される京野菜を中心に、自家製の豆腐やハーブ地鶏などを使用した「京茄子の煮物 冷製仕立て」(580円)、「絹ごし豆腐」(650円)、「ハーブで育てた地鶏の葱ソース」(800円)や、名古屋でも取り扱い店の少ない沖縄産の紅豚を使用し、八丁味噌で仕上げた「沖縄紅豚の角煮 味噌仕立て」(980円)、熊本県阿蘇山麓産の馬肉を使用した「極上霜降り馬刺し」(2,500円)ほか。
同店店長の中村さんは、「完全個室なので、落ち着いた空間の中でゆっくりと料理や会話を楽しんでほしい。予約客にはコースターに名前を刻印したり、従業員が手書きしたメッセージカードを提供しているので、記念日などの利用にもおすすめ」と話している。ターゲットは、20代後半から30代以上の男女。営業時間は17時~24時。年中無休。