名古屋駅新幹線地下街「エスカ」(名古屋市中村区椿町6)にスガキコシステムズ(名古屋市中区丸の内1)の新業態「中華厨房(ちゅうぼう) 寿がきや」(TEL 052-453-2123)がオープンして1カ月がたつ。オープン日は12月27日。
同社が展開するラーメンチェーン店「スガキヤ」は中部エリアを中心に展開し、名古屋をはじめとした東海エリアの住民にとってはなじみ深い存在。
「中華厨房 寿がきや」の店舗面積は18.8坪で、席数はカウンター20席、テーブル席3卓(12席)。主力商品のスガキヤラーメンと、チャーハンやニラレバ、マーボー豆腐など同店のために新しく開発した中華の一品料理を提供する。
新業態展開の背景として「(企業として)常にチャレンジ。お客さまにより喜んでいただくにはどうしたらいいかという考えを持っている」と、同社グループマネジャーの花井さん。伝統的なスガキヤのラーメンのほかにもメニューを選べる楽しさも必要だと考えた。「関東では、主力メニューのラーメンと豊富なバリエーションの中華の一品料理の両方を提供する店は特に多い。名古屋ではまだ少ないのでは」と勝算を見出し、そのスタイルを持ち込んだという。
オープンして約1カ月。客層は中高年の男性が中心で、女性客の姿も見られる。新幹線改札から一番近い地下街のため、スーツケースを引いた出張客なども。既にリピーターも獲得し、「手応えを感じている。毎日来店して違うメニューを楽しむお客さまもいる」という。
麺類のメニューは、今回のオープンに合わせ「磨きをかけた」という「伝統の味 寿がきやラーメン」(430円)、今回本格的に開発した「香節 醤油ラーメン」(390円)、「とんこつ醤油ラーメン」(470円)、「彩り野菜タンメン」(550円)、「天津麺」(570円)など全9種類。中華一品料理は、「ニラレバ炒め」(470円)、「焼き餃子」(250円)、「甜麺醤 麻婆豆腐」(520円)など。チャーハンなどのご飯物、枝豆などのつまみメニューも数種類用意する。一品料理を中心にテークアウトも。
ランチメニューは設けず、常時注文できるセットメニューを用意。人気が高いという「伝統の味 寿がきやラーメン」に「麻婆豆腐」とライスが付いたセット(1,030円)、「香節 醤油ラーメン」に「ニラレバ炒め」とライスが付いたセット(990円)など。
ドリンクメニューは、生ビール(ジョッキ=350円、グラス=280円)、ハイボール、レモンサワー、日本酒、紹興酒などを用意。「リーズナブルな価格設定なので、居酒屋代わりに利用される方にもお値打ち」
営業時間は10時~22時。