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名駅で「偉大なる、しゅららぼん」舞台あいさつ-濱田岳さん・岡田将生さん登壇

来名した濱田岳さん(左)と岡田将生さん

来名した濱田岳さん(左)と岡田将生さん

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 名駅近くの映画館109シネマズ名古屋(名古屋市中村区平池町4)で2月20日、映画「偉大なる、しゅららぼん」の試写会が行われ、ダブル主演の濱田岳さん、岡田将生さんが舞台あいさつを行った。

映画「偉大なる、しゅららぼん」

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 同映画は万城目学さんの同名小説が原作。琵琶湖畔を舞台に、太古から不思議な能力を伝承してきた一族を描くエンターテインメント。濱田さんは江戸時代から現存する城に住む日出家の跡取り・淡十郎、岡田さんは修行のためにお供となる涼介を演じた。

 大きな拍手の中、登壇した2人。「寒い中、座席をいっぱいにしていただき、ありがとうございます」(濱田さん)、「いい作品ができたので、楽しんでいただけたら」(岡田さん)と満員の観客に感謝の言葉を述べた。

 濱田さんは「鴨川ホルモー」、岡田さんは「プリンセス・トヨトミ」と、万城目ワールドはともに2作目の出演となる2人。濱田さんは「原作小説のファンなので映画になることがすごくうれしかった。同時に現代劇で殿という淡十郎を演じられるのか、プレッシャーもあった。原作では太っていると書かれているので、イメージが近づくように10キロ太った」と役作りの苦労を明かす。岡田さんは「万城目さんの作品にまた関われることがうれしい。今回も万城目ワールドがさく裂している映画。なかなかない役なので、楽しめたらいいなと思って演じた」と話す。

 岡田さんが「高校生役で赤い学ランは恥ずかしかった」と振り返ると、濱田さんは「お互い似合っていると褒め合いながら現場を乗り切った」と話し、会場が笑顔に包まれた。

 舞台となる城は彦根城を使って撮影。その縁もあって、ひこにゃんも映画の応援に協力している。濱田さんは「淡十郎の部屋は、彦根城主が実際に使っていた部屋。素晴らしい環境作りをしてもらえた。ひこにゃんは撮影中に首の鈴が鳴らないよう押さえるなど、とても気を使ってくれた」と撮影時のエピソードを明かした。

 最後に2人は「豪華なメンバーで作り上げることができた作品。タイトルの『しゅららぼん』の意味は最後に分かるので、エンドロールの後まで見ていただけたら」(岡田さん)、「万城目さんから本当にいい映画ですねと言ってもらえた。原作ファンとして、ちょっとは胸を張れるかなと思っている。映画の作り手としては、お客さんに見てもらうために作ったので、ゆっくり楽しんでいただきたい」(濱田さん)と話し、笑顔で会場を後にした。

 3月8日からピカデリーほかで全国ロードショー。

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