中村公園(名古屋市中村区中村町)で7月30日~8月1日、「第56回中村公園夏まつり」が開催される。
「中村公園振興会」が企画運営の中心を担い、地元民の手で毎年盛大に催される同祭り。目玉は、「納涼 盆おどり大会」(7月30・31日、両日とも19時~21時)と「納涼 花火観賞会」(8月1日、20時30分~)。
盆踊り大会では、例年、広場いっぱいに5重、6重の踊りの輪ができるほど盛り上がる。盆踊り目当てに中村区以外からやってくる人も多いという。最終日の花火観賞会では、約20種類の花火が名古屋の夜空を彩る。
「知る人ぞ知る祭り名物」という、中村学区有志による模擬店の「たこ焼き」も出店。「『外カリ中トロ』でおいしい」と口コミで評判が広がり、最近では中村公園で開かれるイベントの人気メニューになっており、30分待ちの行列ができることも。今回の夏まつりでは、人気ドラマにちなんで「秀吉のシェフ」の店名で出店する。
ほかにも、和太鼓、音楽演奏、ダンスなど、各日さまざまなステージパフォーマンスが行われる。ご当地アイドル「dela(デラ)」のステージは、31日18時から。今年5月に誕生した中村区のキャラクター「ひできよん」は3日間通して登場、中村区に隣接するあま市の公認キャラ「あまえん坊」は31日に登場など、多数のゲストが祭りを盛り上げる。
祭り期間中の日中は、毎年恒例の写生大会「中村公園と夏まつりを描く会」を実施。中村公園記念館前で、9時~15時まで画用紙を無料配布する。参加資格は中学校3年生まで。後日、優秀作品に賞を贈る。
祭りの運営に携わる長谷川さんは、「56年の伝統を誇るお祭りで、盆踊りや花火観賞会には毎年多くのみなさまにお越しいただき、大変盛り上がる。秀吉・清正生誕地の中村公園でお待ちしている。今年も大勢にご参加いただければ」と呼び掛ける。
ステージプログラムなどの詳細は、名古屋市サイトページでも確認できる。