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名鉄百貨店が改装オープン カフェ併設「無印良品」、「ロフト」など

中京エリア初出店の無印良品の飲食業態「Cafe & Meal MUJI」

中京エリア初出店の無印良品の飲食業態「Cafe & Meal MUJI」

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)は4月17日、1月から進めてきた改装のグランドオープンを迎えた。

旬と土地にあったデリが並ぶ

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 メンズ館6階にリニューアルオープンした「無印良品」は、中部エリア最大級の売り場面積で約619坪。不要になった同ブランドの服を回収し、藍色に染め直して再度商品にする「re-muji」(一律2,900円)を扱う。紳士ウエア売り場では、全国に4店舗のみ展開する「パターンオーダースーツ」(7万9,000円)も扱う。そのほか、エッセンシャルオイルで好みの香りを作ることができる「香り工房」、同ブランドの布製品にプリントや刺しゅうができる「カスタマイズ工房」も。ノートや封筒など同ブランドの紙製品にスタンプを押してアレンジできるコーナー「MUJI YOURSELF」(利用無料)には、ハートや花などのマークや文字のほか、「ナナちゃん人形」、「やっとかめ」「でら」などの名古屋弁のなど同店オリジナルスタンプも用意する。食品売り場では、地域の文化や習慣に根差した食品を特集する企画「Found MUJI 東海」を展開する。

 「Cafe & Meal MUJI」は、中京エリア初出店。素材の味を大切にしたメニューが特徴で、ショーケースには旬と土地にあったメニューを月替わりで提供するデリのほか、スイーツが並ぶ。ランチ利用をメーンとし、温かいデリ、冷たいデリからそれぞれ指定の数を選ぶことができるプレートメニュー「選べるデリ」(3品850円、4品1,000円、ごはんまたはパンと、みそ汁またはスープ付き)、「バターチキンカレー」(860円、冷たいデリ1品付き)を用意。そのほか、「焼きプリン」「Cafe MUJIのソフトクリーム」(以上380円)、「季節のパフェ」(450円)など。席数は83席。

 「名駅ロフト」の営業面積は約313坪。フロア各所にロフトカラーの黄色のナナちゃん人形が飾られ、文具をはじめ、健康雑貨、トラベルグッズやスマートフォンアクセサリーなどのバラエティー雑貨など約2万アイテムを扱う。1フロアに凝縮しているため短い時間で買い物ができるのが特徴。流行や話題の商品やブランドを扱うスペース「ロフトマーケット」も設置し、現在はポップな雑貨ブランド「レインボースペクトラム」(5月17日まで)を展開している。

 そのほか、「ロフト エディション」と名付けた新編集の売り場を展開。ビジネスマンが多いエリアとして歓送・昇進などビジネスシーンの贈り物選びに特化したギフトコーナーを展開。主に男性向けのギフト商品で、財布、パスケースや、ピンズなどのファッション雑貨、立体パズルなどのホビー雑貨なども。そのほかメンズケア用品、シューズケア用品などもそろえる。

 「リニューアルの集大成を迎えた」と名鉄百貨店広報の石田さん。「ライフスタイルを提案していく店として、生活雑貨を扱う無印良品やロフトに幅広い層のお客さまの来店が増えれば」と期待を込める。

 営業時間は10時~20時。

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