ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)は現在、女性社員のアイデアをもとにしたフェアを開催している。
企画したのは外商部の加藤さんと杉本さん。同店の開店15周年企画として行われた社員から企画・アイデアを募集するキャンペーンに参加し最優秀賞を受賞した。
加藤さん、杉本さんらは仕事柄ジャケット着用が必須だが、「ジェイアール名古屋タカシマヤにはメンズスーツの売り場や商品は多い一方、女性のスーツや仕事着に特化した売り場や催事がない、自分のサイズに合わせたスーツをオーダーすることもできない」などのことから女性向けの仕事着に特化した催事を企画。本来は表彰までの企画だったが、催事の実現に向け加藤さん、杉本さんのほか販売促進部、営業企画部、売り場の女性社員約10人で「働く女子向上委員会」を発足しプロジェクトを進めることになった。
「働く私がもっと輝くモノとコト。」と題したフェアでは、14日~19日には8ブランドのジャケット、スーツ、インナー、A4サイズが入るバッグ、履きやすいパンプス、「華やかに」髪をまとめられるヘアアクセサリーなどを特集した催事を行った。
各フロアでは、同委員会メンバーの女性社員が「おすすめ」する、仕事中の「オン」や休みの「オフ」のときに使えるアイテムに説明POPを添えて店頭で紹介。「商談や会議などで意外に見られている手元」とし筆記具を紹介し、「肌を美しく見せる」ためにカラーはホワイトを薦めている。「休日グッズ」として「プライベート・スプーンズ・クラブ」の期間限定ショップも出店し、ピローケースやアイマスクを販売(4階のローズパティオで27日まで)。
そのほか、「いざというときにあると便利。かわいいデザインで女子力アップ」だという裁縫箱、パッケージもかわいい菓子類、野菜を手軽に取れるようにベジタブルスムージーが作れるブレンダーなどを取り上げている。
地下1階の総菜売り場にある飛騨牛を扱う「みわ屋」では、「ガッツリお肉を食べたいけれど野菜も取りたい。有名ブランドのスイーツも付けたい」という同委員会メンバーの願いをかなえた「飛騨牛輝き弁当」(1,512円)を販売している。3階ローズパティオでは最新のコスメアイテムをセレクトし集めた「スキンケアバー」も登場。コスメティックアドバイザーが利用客の肌に合わせ商品を提案する(27日まで)。
営業時間は10時~20時。11月3日まで。