ウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区)9階フロアで2月18日・19日、ホテル客室をギャラリーにしたアートフェア「ART NAGOYA」が開催される。
今年で7回目となる同企画。客室の壁や窓際のほか、ベッドの上、ソファ、サイドテーブル、バスルームなどを使いディスプレーしたアート作品を展示即売する。今年は名古屋、東京、大阪、岐阜、三重、静岡など26ギャラリーが参加を予定する。会場には名古屋をはじめ全国から、アートコレクターやアートが好きな人が来場する。30代~50代くらいの年齢層が多く、中には美術・芸術を学ぶ学生の姿もある。昨年の来場者数は約1500人で、今年は2000人を目標に掲げる。
同企画実行委員会委員長の熊崎益義さんは「今でも制作活動をしているという103歳の篠田桃紅さん、『飛び出し坊や』(飛び出し注意の看板)で有名な木津文哉さん、海外アートシーンで人気だという葉栗剛さんなどをはじめ、愛知県立芸術大学や名古屋芸術大学を卒業した地元作家の作品もたくさんある。インスタレーションを予定しているギャラリーもある」と話す。
開催時間は11時~19時(19日は18時まで)。入場料は1,000円。
同ホテル1階ロビーのアートスペースでは2月1日~28日、同フェアに出展するギャラリー「レントゲンヴェルケ」(東京)オーナーの池内務さんがディレクションをした展示企画「ART NAGOYA スペシャル展『natural / artificial』」も同時開催する。