「名古屋プリンスホテル スカイタワー」(名古屋市中村区平池町4)が10月2日、オープンした。
当日は、同ホテルの赤坂茂好社長とスタッフらが登場し、書道家の青柳美扇さんの書道パフォーマンス披露などのオープニングセレモニーが行われた。
プリンスホテルの名古屋出店は今回が初めて。同ホテルは、ささしまエリアに10月5日に全面開業する新ビル「グローバルゲート」の31~36階の高層階に位置する。ホテルエントランスは地下1階、地上1~2階、31階にはフロント・ロビー、レストラン、クラブラウンジ、32~36階が客室(全170室)。
ホテルのコンセプトは「空の浮きふね」。客室は「船室(キャビン)」をコンセプトに、船の丸窓をモチーフにした丸い鏡海をモチーフにしたアートなどを施す。31階から高さ約30メートルの吹き抜けを囲むように、客室が設けられる。床面から天井まで窓を設け、どの部屋も地上140メートル以上の高さから名古屋の景色が楽しめる。部屋によっては窓からの景色をダイレクトに楽しめるよう、ベッドやソファを設置した。
客室は、「スカイツインルーム」「スカイキングルーム」(室料3万8,016円)、「デラックスコーナーツインルーム」「デラックスコーナーキングルーム」(同13万680円)、「プレミアムコーナーツインルーム」「プレミアムコーナーキングルーム」(同17万8,200円)など。
31階のレストラン「Sky Dinig 天空」でも、地中海料理を中心とした料理をビュッフェ形式で提供する。朝食(6時30分~10時30分、2,700円)は洋食を中心に約70種類で、ひつまぶし、天むす、きしめん(日替わりで提供)、小倉トーストなど名古屋めしも用意する。
ランチ(11時30分~15時、平日=3,000円、土曜・日曜・祝日=3,300円)は、「パフォーマンスコーナー」で調理する「焼きたて」のステーキ、パルミジャーノ レッジャーノの「チーズの器」を使って仕上げるリゾット、アクアパッツァ、ジェラートなど約40種類。
約50種類が並ぶディナー(17時30分~21時30分、平日=4,500円、土曜・日曜・祝日=5,000円)は、トルコ名物の「白身魚の塩釜焼き」をアレンジした「仔羊(こひつじ)肉の塩釜焼き」、魚介のブイヤベース、東京都内にあるプリンスホテルの名物料理の「国産牛もも肉のローストビーフ」「ゆでガニ」など。