愛知大学名古屋キャンパス(名古屋市中村区平池町4)屋外広場で10月28日、「やっとかめ文化祭」のオープニングイベントが開かれた。
名古屋の「まち」を会場に、長い歴史の中で育まれてきた名古屋の魅力を集めた都市文化を知ってもらおうと開く同イベントは今年で5回目。
期間中、「芸どころ まちなか披露」「芸どころ 名古屋舞台」「まちなか寺子屋」「まち歩き名古屋」の4テーマを中心に約130プログラムを展開する。
この日、講談師の旭堂鱗林さんと役者の宮田大樹さんの司会で幕開け。会場に駆け付けた堀場和夫名古屋市副市長は「やっとかめ文化祭は年を重ねることに充実している。街中が旅の舞台で、いく先々に出会いがある。何度も足を運んでほしい。物語が生まれ都市の魅力につながれ花開くことを願う」とあいさつした。
初日は、日本舞踊西川流の西川千雅(かずまさ)さん脚本、演出によるストリート歌舞伎「ロミオとヂュリエット」、琴の演奏、旭堂鱗林さんによる講談などの演目が披露された。
ストリート歌舞伎は今後、KITTE名古屋(中村区)、イオンモール熱田(熱田区)、円頓寺商店街(西区)でも上演する。観覧無料。
11月19日まで。