名古屋駅前の柳橋中央市場内の「名古屋綜合市場」(名古屋市中村区名駅4)で11月20日、名古屋モード学園(名駅4)の学生がデザインした法被の人気を競う総選挙が始まった。
同市場は、鮮魚、精肉、生花、乾物などの専門店25店舗が軒を連ね、プロだけでなく一般客も買い物できる開かれた市場。
同企画は同市場と同校の産学連携で行うもので、ファッションデザイン学科、ファッション技術学科、ファッションビジネス学科、スタイリスト学科、グラフィック学科の学生たちが、同市場内の25店舗分の法被をそれぞれデザインしたものを市場内に展示し、来店客を中心に人気投票するもの。
300人弱の学生が参加し、店舗の要望を聞き取るなど学生がニーズ調査を行い、デザイン案を制作。各店舗に10人ほどの学生のデザイン画が提案された。その中から各店スタッフらが絞った1案で法被を制作した。同市場の福司吉兼さんによると、「店舗ごとに専用で学生のデザイン画があり選ぶことができたので、店舗の方の反応はかなり好評だった」という。
市場各店舗や市場内にある投票箱(2カ所)、モード学園に設置する投票用紙に、気に入った法被を1種類書き込み、投票箱に投票する。投票者の中から抽選で5人に、5,000円相当の市場の「豪華食材」を進呈する。
「これからの年末の繁忙期にかけて各店舗の方々は法被を着て、市場に来ていただいたお客さまにお祭り気分でお買い物をしていただき、おいしい食材を手に入れ楽しい年越しを迎えていただければ」とも。
投票は12月9日までで、営業時間の朝5時~10時の間。11月26日、12月3日・6日は定休。当選者の発表は12月15日10時に同市場ホームページに掲載。原則、同社管理事務所(市場があるビル3階、平日の15時まで)で受け渡す。